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【材料】東芝株8.14%を旧村上ファンド系投資会社エフィッシモが保有と判明

東芝 <日足> 「株探」多機能チャートより
 エフィッシモ・キャピタル・マネージメントが東芝 <6502> の発行済株式数の8.14%に当たる約3億4504万株を保有していることが判明した。エフィッシモは旧村上ファンド出身者が設立したシンガポールを拠点とする投資会社で、「物言う株主」の代表的存在として知られている。

 23日大引け後、エフィッシモが関東財務局に提出した大量保有報告書が公開され、同社が東芝株を8.14%保有していることが明らかとなった。大量保有報告書は上場企業株式の保有比率が5%を超えた際に提出が義務付けられているもので、報告義務の発生日は3月15日。投資目的は純投資と記載されている。

 東芝株については、世界最大の資産運用会社として知られる米ブラックロックの5.04%保有、米運用会社キャピタル・リサーチの7.11%保有などが判明していたが、エフィッシモの保有比率はこれを上回るもので、筆頭株主となった可能性がある。

 東芝は30日に臨時株主総会を開催する予定で、エフィッシモの動向が注目される。

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