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【市況】米国株見通し:オバマケア代替法案を巡る採決に注目

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

S&P500先物 2343.75(+1.25) (17:50現在)
ナスダック100先物 5364.25(-1.50) (17:50現在)

17:50時点のグローベックスの米株先物はS&P500先物、ナスダック100先物は小動きに推移している。また、NYダウは10ドル安程度で推移。欧州は小動きではあるが、全般下落して推移している。また、原油先物相場は、小幅に上昇して推移している。

22日の米株式市場はまちまち。23日に採決が行われる医療保険制度改革法(オバマケア)の代替法案に対して、共和党内から法案通過を阻止する動きがあり、減税法案など重要法案の審議にも遅れが生じるとの見方から、終日上値の重い展開となった。

オバマケア代替法案を巡る採決が予定されている。仮に否決されれば、政権運営に対する先行き不透明感がから投資家の失望を誘う可能性があるだろう。まずは結果を見極めたいとする模様眺めムードが強まりやすく。結果判明後に大きく動意付くといったところか。

その他、経済スケジュールでは新規失業保険申請件数(先週)、新築住宅販売件数(2月)が予定されている。先日発表された3月NAHB住宅市場指数は2005年6月以来の高水準となり、春季の住宅販売シーズンに向けた明るい兆しと考えられる。春先は季節的に住宅販売が伸びる時期でもあり、新築住宅販売への期待は高い。また、イエレンFRB議長、ミネアポリス連銀総裁、ダラス連銀総裁が講演を予定している。先行きの利上げペースへの思惑等も相場変動要因になりそうだ。

《KK》

 提供:フィスコ

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