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【市況】東京株式(前引け)=円高警戒感も押し目買いに小幅反発

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 23日前引けの日経平均株価は前日比26円84銭高の1万9068円22銭と反発。前場の東証1部の売買高概算は8億6116万株、売買代金概算は1兆856億3000万円。値上がり銘柄数は807、対して値下がり銘柄数は1036、変わらずは166銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、売り買い交錯の展開となり、前日終値を挟んでのもみ合いとなった。前日の米国株市場は下げ止まり感をみせたものの、外国為替市場で一段と円高が進行したことなどを受け、主力株中心にリスク回避の売りが出た。しかし、その後円高一服となり、日経平均は直近3日間で550円近い下落をみせていたこともあって、値ごろ感からの押し目買いを誘った。前引けは小幅プラス圏で着地している。

 個別では東芝<6502>が買い優勢、SUMCO<3436>も物色人気を集めた。沢藤電機<6901>がストップ高となり、ウィルグループ<6089>も値幅制限上限近くまで買われる場面があった。マクロミル<3978>が上昇、リンクアンドモチベーション<2170>、VTホールディングス<7593>なども高い。半面、任天堂<7974>が利食われ、キーエンス<6861>も軟調、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>も売りに押された。市光工業<7244>が大幅安、ディー・エヌ・エー<2432>も下落した。ヤマシンフィルタ<6240>も安い。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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