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2017年03月16日17時28分

【市況】【↑】日経平均 大引け| 3日ぶり小反発、重要イベント通過で買い戻し (3月16日)

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

日経平均株価
始値  19458.70
高値  19618.99(12:56)
安値  19454.17(09:02)
大引け 19590.14(前日比 +12.76 、 +0.07% )

売買高  17億9651万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆1590億円 (東証1部概算)

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■本日のポイント

 1.日経平均は3日ぶり小反発、朝安後は戻り足に
 2.米国株高と原油高も円高で相殺、上値も重い展開
 3.米FOMC利上げは想定通り、イエレン議長会見に安堵感
 4.オランダ議会選挙も極右政党の議席数伸び悩み波乱なし
 5.米長期金利低下で金融株売られ、半導体関連などが高い

■東京市場概況

 前日の米国市場では、NYダウは112ドル高と3日ぶりに反発。原油価格の反発に加え、米利上げ決定も今後の利上げペースが据え置かれたことが好感され買いが先行した。

 東京市場では、朝方は為替の円高進行を嫌気して売り優勢で始まったが、その後日経平均株価は戻り歩調となり小幅ながらプラス圏に切り返した。

 16日の東京市場は、朝方は売りが先行した。前日の米国株市場ではNYダウをはじめ主要指数が高く、原油市況も急反発するなどリスクオンの流れにあったが、為替の円高進行が買い手控えにつながった。注目を集めた米FOMCは事前予想通りFRBが政策金利の0.25%引き上げを決めたものの、年3回の利上げシナリオに変化はなく、米長期金利が低下。これを受けて日米の金利差拡大思惑が後退し、ドル売りの動きを誘発した。また、オランダの議会選挙では懸念された極右政党の議席数は伸び悩み、反乱要素には乏しかった。一方、きょうの日銀の金融政策決定会合は注目度が低く、「現状維持」だったこともあって大勢に影響はみられなかった。為替の円高を除けば下値を売り込む材料は見当たらず、売り一巡後は押し目を拾う動きが顕在化して、後場は前日比プラス圏で推移する時間が長かった。東証1部の売買代金は活況の目安とされる2兆円を4日ぶりに上回った。

 個別では、ソフトバンクグループ<9984>が堅調、任天堂<7974>もしっかり。コマツ<6301>が買われ、ブイ・テクノロジー<7717>も上昇した。M&Aキャピタルパートナーズ<6080>が一時ストップ高に買われたほか、KLab<3656>、エイチーム<3662>も値を飛ばした。ローツェ<6323>、日本ケミコン<6997>が大幅高、古河電気工業<5801>、アルテック<9972>、アイスタイル<3660>なども高い。
 半面、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクが冴えず、第一生命ホールディングス<8750>、T&Dホールディングス<8795>なども安い。ファーストリテイリング<9983>、良品計画<7453>が値を下げ、武田薬品工業<4502>も軟調。カルビー<2229>、サントリー食品インターナショナル<2587>なども下落した。

 日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はソフトバンク <9984> 、ファナック <6954> 、KDDI <9433> 、アドテスト <6857> 、コマツ <6301> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約35円。
 一方、マイナス寄与の上位5銘柄はファストリ <9983> 、トレンド <4704> 、TDK <6762> 、大塚HD <4578> 、エーザイ <4523> 。押し下げ効果は約40円。うち27円はファストリ1銘柄によるもの。

 東証33業種のうち上昇は26業種。上昇率の上位5業種は(1)海運業、(2)非鉄金属、(3)鉱業、(4)機械、(5)水産・農林業。一方、下落率の上位5業種は(1)保険業、(2)銀行業、(3)食料品、(4)医薬品、(5)輸送用機器。

■個別材料株

△アイロムG <2372>
 子会社が特定細胞加工物製造許可を取得。
△北の達人 <2930>
 1→2の株式分割を実施。
△バロック <3548>
 今期経常は23%増で2期ぶり最高益、28円増配。
△パピレス <3641> [JQ]
 1→2の株式分割を実施。
△リスモン <3768> [東証2]
 4.12%を上限に自社株買いを実施。
△トリケミカル <4369> [JQ]
 今期経常は58%増で3期連続最高益、5円増配。
△DWTI <4576> [JQG]
 緑内障・高眼圧症治療剤の国内第1相試験が終了。
△M&Aキャピ <6080>
 上期経常を2.1倍上方修正。
△JALCO <6625> [JQ]
 来期に固定資産売却益5.3億円を計上。
△インターアク <7725> [東証2]
 東証1部に指定替え。

▲トヨタ <7203> 、ホンダ <7267>
 1ドル=113円台の円高進行を嫌気。
▲第一生命HD <8750>
 米利上げペース加速観測後退で利ザヤ縮小懸念。

 東証1部の値上がり率上位10傑は(1)北の達人 <2930> 、(2)M&Aキャピ <6080> 、(3)カーボン <5302> 、(4)兼松サステ <7961> 、(5)KLab <3656> 、(6)ボルテージ <3639> 、(7)エイチーム <3662> 、(8)ヤマシン―F <6240> 、(9)東京個別 <4745> 、(10)ローツェ <6323> 。
 値下がり率上位10傑は(1)東京機 <6335> 、(2)T&Gニーズ <4331> 、(3)第一生命HD <8750> 、(4)ソフトブレン <4779> 、(5)東芝 <6502> 、(6)T&D <8795> 、(7)アトラ <6029> 、(8)カルビー <2229> 、(9)広島銀 <8379> 、(10)GMO-PG <3769> 。

【大引け】

 日経平均は前日比12.76円(0.07%)高の1万9590.14円。TOPIXは前日比1.38(0.09%)高の1572.69。出来高は概算で17億9651万株。値上がり銘柄数は1235、値下がり銘柄数は630となった。日経ジャスダック平均は3032.15円(19.44円)高。

[2017年3月16日]

株探ニュース
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