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【市況】欧州系大手証券、フランスのEU離脱の可能性は低い

 ドイツ証券は14日付のリポートで、フランスの大統領選が同国の欧州連合(EU)離脱につながる可能性は低いと指摘した。今年の欧州は選挙ラッシュとなる。英国、米国、イタリアで昨年観測された反グローバリゼーションの民意がEUとユーロ解体を引き起こすレベルに到達するかが焦点となる。こうしたなか、同証券では「フランス大統領選(4~5月)と下院選(6月)が同国のEU離脱につながる可能性は5%程度」と試算している。ただし、世論調査に基づく確率論的アプローチの限界はBrexit(英国のEU離脱)で痛感したところ。15日のオランダ総選挙はEUとユーロ解体を引き起こす可能性はほとんどないが、その後の選挙を占う試金石になるとみている。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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