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【注目】本日注目すべき【好決算】銘柄 神戸物産、ヤーマン、ソフトブレン (14日大引け後 発表分)

神戸物産 <日足> 「株探」多機能チャートより

 14日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

 神戸物産 <3038>   ★11-1月期(1Q)経常は91%増益で着地
 ◆17年10月期第1四半期(16年11月-17年1月)の連結経常利益は前年同期比91.1%増の46.5億円に拡大して着地。新規出店による増収効果に加え、プライベートブランド商品の売上増加で採算が改善したことが寄与。円安による為替差益やデリバティブ評価益の発生も増益に大きく貢献した。上期計画の52億円に対する進捗率は89.5%に達しており、業績上振れが期待される。

 山王 <3441> [JQ]  ★今期経常を53%上方修正
 ◆17年7月期の連結経常損益を従来予想の9500万円→1億4500万円(前期は4億7600万円の赤字)に52.6%上方修正。スマートフォン向けや車載向けめっき加工の受注が好調に推移する中、円安による為替差益の発生などが利益を押し上げる。

 ソフトブレーン <4779>   ★未定だった前期配当は11期ぶり5円で復配、今期は7円実施(訂正)
 ◆従来未定としていた16年12月期の年間配当を5円で11期ぶりに復配し、続く17年12月期は前期比2円増の7円を実施する方針とした。株主提案を提出していた筆頭株主スカラ <4845> との協議で、前期配当5円の実施と今期から配当性向30%を目安に継続的に配当を行うことを決定。これを踏まえ、株主への利益還元を復活させる。

 ヤーマン <6630>   ★5-1月期(3Q累計)経常は4.2倍増益・通期計画を超過
 ◆17年4月期第3四半期累計(16年5月-17年1月)の連結経常利益は前年同期比4.2倍の29.2億円に急拡大して着地。免税店や家電量販店、通信販売会社向けに美顔器を中心とする美容健康機器の販売が大きく伸びたことが寄与。原価低減を進めたことなども大幅増益に貢献した。通期計画の28.3億円を既に3.4%上回っており、業績上振れが期待される。

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