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2017年03月13日12時49分

【市況】高岡隆一の【今日のポイントとヒント】 「個別対応相場は継続か」

高岡隆一 (株式評論家)

◆注目された米国雇用統計だったが、結果は新規雇用者数・平均時給など上々の内容だった。米国株も反転と日本株には好材料となるが、一方、為替はドル売り、米国長期金利も低下と、株式市場とは正反対の反応を示している。追加の材料を手掛かりに円安が進むのならば、日経平均2万円も実現できるだろうが、円安一服が続くなら「もみ合い」=「個別物色で対応」、こうなりそうだ。

◆今週のポイントは3月15日となる。この日はFOMC後にイエレン議長の会見がある。今後の利上げ回数のヒントになるキーワードが出るかどうか。イエレン議長の口から、「年4回以上に意欲」。こんな「ヒント」が出てくると、急激な利上げは株にはマイナス、このような反応が米国株に出る可能性があり注目点となる。

◆ただFRBの議長が市場を混乱させるような発言は控える、こう予想すれば大きな波乱はないと見るべきか。

◆もう一つポイントになるのが同じく15日に予定されるオランダの議会選挙。

◆オランダ選挙では、極右政党の躍進が想定されるものの、単独でも連立でも政権奪取はない。これが専門家の見立てである。事実、ユーロドル・ユーロ円、ともにユーロ高に変転傾向にある。通貨が売られていないところを見ると、株安につながるショックはなさそうだ。

◆結局、大きな材料をこなしつつ株高期待は残るのだが、進まぬ円安にじらされて全体よりは個別重視、こんな展開が続きそうである。

2017年3月13日 記

情報提供:高岡隆一の株価天気予報

株探ニュース
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