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【通貨】来週の為替相場見通し=FOMCと予算教書への反応を注視

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 来週の外国為替市場のドル円相場は、15日の米連邦公開市場委員会(FOMC)と米予算教書への反応が注目されそうだ。予想レンジは1ドル=114円00~117円00銭。

 今週は、米長期金利の上昇を背景に週末10日にドル円は115円台に乗せ、上昇基調を強めた。来週のドル円相場は米2月雇用統計の結果を確かめる必要があるものの、依然、強含み基調が続くことが予想される。来週はFOMCでのイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の会見や金利見通しに対する市場の反応が注目される。FOMCは利上げの実施が予想され、焦点は年3回とみられている利上げ回数が4回に引き上げられるかだ。また、同日には米予算教書の発表も予想されているほか、極右政党の台頭が見込まれるオランダ議会選挙の結果にも関心が集まりそうだ。ただ、基本的にはドルは堅調な展開が予想される。他には15~16日に日銀金融政策決定会合があるほか、海外では17~18日に20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が予定されている。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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