【特集】決算マイナス・インパクト銘柄 … クミアイ化、鎌倉新書、日本ビューホ (3月9日発表分)
クミアイ化 <日足> 「株探」多機能チャートより
―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の3月8日から9日の決算発表を経て10日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.1 クミアイ化 <4996>
17年10月期第1四半期(16年11月-17年1月)の連結経常利益は前年同期比21.2%減の13.3億円に減り、11-4月期(上期)計画の36億円に対する進捗率は37.0%にとどまったものの、5年平均の32.3%を上回った。
▲No.3 日本ビューホ <6097>
17年4月期第3四半期累計(16年5月-17年1月)の連結最終損益は16.1億円の赤字(前年同期は6.7億円の黒字)に転落した。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<4996> クミアイ化 東1 -8.76 3/ 9 1Q -21.23
<6184> 鎌倉新書 東M -2.09 3/ 9 本決算 23.46
<6097> 日本ビューホ 東1 -0.15 3/ 9 3Q 8.15
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした10日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース