【特集】決算プラス・インパクト銘柄 … 積水ハウス、鎌倉新書、グッドコムＡ　(3月9日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の3月8日から9日の決算発表を経て10日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　ナ・デックス <7435>
　17年4月期第3四半期累計(16年5月-17年1月)の連結経常利益は前年同期比47.6％増の12.8億円に拡大し、通期計画の13億円に対する進捗率は98.7％に達し、5年平均の72.2％も上回った。

★No.4　菱洋エレク <8068>
　17年1月期の連結経常利益は前の期比41.0％増の15.4億円に拡大し、18年1月期も前期比6.8％増の16.5億円に伸びる見通しとなった。

★No.5　積水ハウス <1928>
　17年1月期の連結経常利益は前の期比18.9％増の1909億円になり、18年1月期も前期比2.6％増の1960億円に伸びを見込み、5期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<7435> ナ・デックス 　ＪＱ 　 +24.08 　　3/ 9　　　3Q　　　 47.64
<3475> グッドコムＡ 　ＪＱ 　 +14.74 　　3/ 9　　　1Q　　　　　－
<4238> ミライアル 　　東１ 　 +10.96 　　3/ 9　本決算　　　　　－
<8068> 菱洋エレク 　　東１　　 +7.29 　　3/ 9　本決算　　　　6.80
<1928> 積水ハウス 　　東１　　 +2.12 　　3/ 9　本決算　　　　2.62

<6097> 日本ビューホ 　東１　　 +0.29 　　3/ 9　　　3Q　　　　8.15
<6184> 鎌倉新書 　　　東Ｍ　　 +0.20 　　3/ 9　本決算　　　 23.46

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした10日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース