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2017年03月09日05時20分

【注目】前日に「買われた株!」総ザライ (1) ―本日につながる期待株は?―

郷鉄工 <日足> 「株探」多機能チャートより

■郷鉄工所 <6397>  78円 (+23円、+41.8%) 一時ストップ高

 郷鉄工所 <6397> [東証2]が急騰で一時ストップ高。7日の取引終了後、17年3月期の連結業績予想について、最終損益を9億5300万円の赤字から2億2000万円の赤字(前期9億300万円の赤字)へ上方修正したことが好感された。売上高は36億6600万円から26億4500万円(前期比31.0%減)へ、営業損益は8億4200万円の赤字から10億7000万円の赤字(前期6億9900万円の赤字)へ下方修正されたが、岐阜県・垂井町の本社事務所および工場の土地・建物を売却したことに伴い、固定資産譲渡益13億7200万円を第3四半期業績に計上したことなどが赤字幅縮小につながったという。なお、未定としていた期末一括配当については無配継続としている。同時に第3四半期累計(16年4-12月)連結決算を発表し、売上高19億4000万円(前年同期比35.5%減)、営業損益9億4500万円の赤字(前年同期2億3800万円の赤字)、最終損益11億3500万円の赤字(同3億1100万円の赤字)だった。また、この発表に伴い、東京証券取引所および名古屋証券取引所は監理銘柄(確認中)の指定を解除しており、これも好材料視されたようだ。

■ディー・ディー・エス <3782>  1,080円 (+126円、+13.2%)

 ディー・ディー・エス <3782> [東証M]が急反騰。7日の取引終了後、Linuxベースの独自OSであるBasilware64で動作する指紋認証クライアントソフトをミントウェーブ(東京都新宿区)と共同開発し、ミントウェーブ製シンクライアントに搭載したと発表しており、業績への貢献を期待した買いが入った。従来、DDSの指紋認証を行う端末のOSはWindowsに限られていたが、今回、共同開発した指紋認証クライアントソフトにより、Basilware64を搭載したシンクライアント端末でも多要素認証統合プラットフォーム「EVE MA」の指紋認証が利用可能となり、多様なシンクライアント環境で、より強固なセキュリティー対策が可能となるという。同社では今後、自治体が導入を進めるセキュリティー強靭化対策をはじめとした、教育、金融、医療など認証強化が求められる分野で、シンクライアントによるネットワーク分離、USB制御に加え、生体認証による二要素認証などのセキュリティー対応を訴求するとしている。

■ジェイエスエス <6074>  1,665円 (+184円、+12.4%)

 ジェイエスエス <6074> [JQ]が3日ぶり急反騰。8日午前、同社が3月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施すると発表したことが買い材料。最低投資金額が現在の2分の1に低下することから、株式流動性の向上と投資家層の拡大を期待する買いが向かった。また、分割後も株主優待の対象(100株以上)は据え置き、実質拡充となることも好感された。

■日本ラッド <4736>  1,242円 (+130円、+11.7%)

 日本ラッド <4736> [JQ]が急反騰。8日午前、同社が最新型IoTプラットフォーム「Konekti(コネクティー)」の販売を開始すると発表したことが買い材料視された。「Konekti」は、つなぐだけで動作可能な「プラグアンドプレイ感覚での導入」、センサーやゲートウェイのグルーピング管理を手軽に自由に行える「エンドポイントマネージメント」など従来のIoTプラットフォームにはない機能を実装している。同社では今後「Konekti」を活用したシステムインテグレーションサービスを積極的に展開し、IoTセグメントの収益の柱として成長させるという。

■リアルコム <3856>  1,323円 (+111円、+9.2%)

 リアルコム <3856> [東証M]が急反発。7日取引終了後、同社の連結子会社であるWWBが、国内で太陽光発電所の分譲販売事業を営むバローズ(大阪府吹田市)を買収することで決議したと発表した。バローズは西日本を主な販売地域として展開する太陽光発電所開発事業者であり、この買収に伴い、リアルコムグループは太陽光発電事業において西日本エリアの顧客開拓で優位性を実現し、事業規模拡大と合わせ高品質な再生可能エネルギー発電ソリューションサービスの提供が期待される。これを評価する買いが集まった。買収資金については全額を銀行からの融資で調達する予定。17年6月期連結業績に与える影響については現在精査中であり、公表すべき事項が生じた場合は速やかに開示する方針としている。

■アミタホールディングス <2195>  1,189円 (+87円、+7.9%) 一時ストップ高

 アミタホールディングス <2195> [JQG]が一時ストップ高の1402円まで買われ、昨年来高値を更新した。7日、傘下のアミタの京丹後循環資源製造所(京丹後エコエネルギーセンター)が、地球温暖化対策のための国民運動「COOL CHOICE」における京丹後市の「実践優良事業所」として登録されたと発表した。「COOL CHOICE」はパリ協定で政府が国連事務局に提出した約束草案における「2030年度の温室効果ガスの排出量を2013年度比で26%削減する」という目標達成のために、日本が世界に誇る省エネ・低炭素型の製品・サービス・行動など、温暖化対策に資するあらゆる「賢い選択(COOL CHOICE)」を促す、政府・環境省主導の国民運動。今回、実践優良事業所として登録された京丹後循環資源製造所は、食品残さをエネルギー(電気・熱)と資源(肥料)に変えるバイオガス施設で、「COOL CHOICE」運動への取り組みとして、17年3月から良好な衛生環境・美観の維持などを目的とした、施設周辺の地域清掃活動「クリーン9」をスタートさせているという。

■アルファポリス <9467>  1,430円 (+98円、+7.4%)

 アルファポリス <9467> [東証M]が5連騰。8日前引け後に、シリーズ発行部数累計35万部を超える人気作「異世界でカフェを開店しました。」のスマートフォンゲームの事前登録者数が、登録開始から6日目の7日に10万人を突破したと発表しており、新タイトルへの期待感から買いが入ったようだ。同シリーズは、突然、ごはんのマズ~い異世界にトリップしてしまった主人公の理沙が、食文化を発展させるべくカフェを開店し、異世界ライフを満喫するという、ちょっとおかしなクッキング・ファンタジー。12年11月に原作小説が刊行されて以降人気を博し、14年10月からはWebサイトでWeb漫画化。同社刊行の女性向け書籍のなかでもトップクラスに成長した作品といわれている。

■ネクシィーズグループ <4346>  1,819円 (+117円、+6.9%)

 東証1部の上昇率3位。ネクシィーズグループ <4346> が続急伸。同社は7日、子会社のネクシィーズ・トレードが、ウェルスナビ(東京都千代田区)が提供するロボアドバイザー「WealthNavi」の取り次ぎ、提供を開始すると発表した。WealthNaviは、高度なアルゴリズムが最適ポートフォリオを作成し、自動で資産運用を行うロボアドバイザーという金融サービス。個人投資家が陥りがちな心理的な壁に邪魔されることなく、適切な資産配分の維持や積立投資の継続といった、合理的な投資行動を実現することが可能になるとしている。

■ソケッツ <3634>  1,198円 (+54円、+4.7%)

 ソケッツ <3634> [東証M]が5日ぶり反発。同社は7日取引終了後に、フィスコ <3807> とAI(人工知能)を活用した企業分析分野において、資本・業務提携することで基本合意したと発表。今後の事業展開などが期待されたようだ。業務提携の内容は、ソケッツが持つ感性データベース構築力および自然言語解析、機械学習、ディープラーニングなどの分析力と、フィスコが持つ顧客基盤で培った金融情報やサービスノウハウをベースに人間の感性や感情をキーとした金融情報技術に関する実証実験や共同事業、商品開発の検討となる。また、提携に伴いフィスコはソケッツ株式を、メガチップス <6875> から9万5000株、ソケッツ社長の浦部浩司氏から2万9000株の計12万4000株(発行済み株式の5.01%)を譲り受ける。

■ケネディクス <4321>  454円 (+20円、+4.6%)

 SMBC日興証券が7日付で不動産ファンドを運営するケネディクス <4321> の投資判断を「1(強気)」、目標株価を730円に新規設定したことが買い材料視された。リポートでは、AUM(運用資産残高)成長は年あたり10%を継続すると予想。既存ファンドの拡大とそれらに対するブリッジファンドの組成に加え、メガソーラー発電所を投資対象とするインフラファンドの拡大や国内大口投資家を対象としたコアファンド投入などを見込んだ。また、業績・財務の安定性と効率的な経営資源配分への姿勢も評価している。

■KLab <3656>  912円 (+40円、+4.6%)

 KLab <3656> が大幅4日続伸。8日、「BLEACH Brave Souls(ブリーチ ブレイブソウルズ)」を7日から92ヵ国で追加配信を開始したと発表しており、業績への貢献を期待した買いが入った。同タイトルは、大人気コミックをアニメ化した作品「BLEACH」を題材とした爽快3Dアクションゲーム。16年1月に北米、中南米、欧州、オセアニアに向けて配信を開始しており、全世界で1900万以上のダウンロードを突破している。

※8日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

株探ニュース
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