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【市況】明日の株式相場見通し=方向感に乏しい推移、材料難続き手控え姿勢

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
 あす(7日)の東京株式市場は、売り買いともに手控え姿勢が強まるなかで、引き続き方向感に乏しい推移となりそうだ。主要経済指標の発表が予定されていないことから、外国為替市場での円相場の動向が株価材料として意識される地合いとなりそうだ。

 市場関係者からは「きょうは、1ドル=113円台後半へと、前週末に比べて円高・ドル安が進行したことに加え、朝方に北朝鮮によるミサイル発射が報じられたことも投資家心理を後退させたようだ。ただ、積極的に売り込もうという姿勢は見られず、東証1部の売買代金は1兆7209億円にとどまり、市場エネルギーの低迷が先行きに不安感を与えていた」との見方が出ていた。

 6日の東京株式市場は、円高含みの外国為替市場を横目に、終始売りに押される展開となった。ただ、薄商いのなか売り圧力も弱く日経平均株価の下値は限定的だった。日経平均株価終値は、前週末比90円03銭安の1万9379円14銭と続落した。

 日程面では、通販サイト「LOCONDO.jp」の運営、プラットフォームサービスの提供を手掛けるロコンド<3558>が東証マザーズに新規上場する。このほかに、米1月の貿易収支が焦点となる。(冨田康夫)

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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