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【通貨】英ポンド週間見通し:もみあいか、EU離脱交渉入りを意識した相場展開に


■対円レートはやや強含み、米ドル高・円安の影響受ける

先週のポンド・円はやや強含み。一部英経済指標の悪化が嫌気されたが、米ドル高・円安の相場展開となったことや、リスク回避的なポンド売り・米ドル買いがやや一服したことから、ポンドの対円レートは140円台に戻した。取引レンジ:138円84銭-140円75銭。

■もみあいか、EU離脱交渉入りを意識した相場展開に

今週のポンド・円はもみあいか。欧州連合(EU)からの離脱について今月中の正式交渉入りが意識されており、英経済指標が低調だった場合、ポンド売りが強まる可能性がある。ただし、8日発表の日本の10-12月期国内総生産(GDP)が予想を上回った場合、日本株の上昇が期待できることからポンド・円相場に対する支援材料となり得る。

○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・10日:1月鉱工業生産(前月比予想:-0.5%)
・10日:1月商品貿易収支(予想:-111億ポンド)

予想レンジ:138円00銭-142円00銭

《FA》

 提供:フィスコ

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