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【市況】明日の株式相場見通し=週末で模様眺め気分強まる、中小型株物色に活路

東芝 <日足> 「株探」多機能チャートより
 あす(24日)の東京株式市場は、現地時間来週28日に、トランプ米大統領の議会演説を控えた週末ということもあり、同大統領が示唆している大規模な法人税減税などの政策を見極めたいとの姿勢から模様眺め気分が強まり、小幅な値動きとなりそうだ。

 市場関係者からは「きょうも東芝<6502>の大商いを除けば主力銘柄への物色は総じて低調だった。ところが一方で、中小型株への買い意欲は旺盛で、東証1部の中型株指数、同小型株指数、マザーズ指数、ジャスダック平均株価、東証2部指数のいずれも前日比プラスで引けている。経験豊富な一部個人投資家が、円相場や株価指数先物の影響を受け難い中小型株に投資資金を振り向けて活路を見出そうとしている」との見方が出ていた。

 23日の東京株式市場は、買い手控えられ軟調な地合いとなったが、大引けにかけて下げ渋り、日経平均株価は前日終値を小幅に下回る水準で引けた。終値は、前日比8円41銭安の1万9371円46銭と小幅続落した。

 日程面では、経済産業省などが推進する消費促進策「プレミアムフライデー」初の実施、気象庁3カ月予報に注目。海外では、米1月の新築住宅販売件数、米2月の消費者態度指数確報値が焦点となる。(冨田康夫)

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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