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【市況】22日の中国本土市場概況:上海総合0.2%高と3日続伸、素材株に買い

上海総合 <日足> 「株探」多機能チャートより

22日の中国本土市場は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比7.89ポイント(0.24%)高の3261.22ポイントと3日続伸した。約2カ月半ぶりの高値水準を切り上げている。上海A株指数も上昇し、8.28ポイント(0.24%)高の3414.94ポイントで取引を終えた。外貨建てB株相場も値上がり。上海B株指数は0.27ポイント(0.08%)高の349.09ポイント、深センB株指数は8.44ポイント(0.74%)高の1148.53ポイントで終了した。

好地合いが続く。このところの商い活況を背景に、相場の先高観が強まっている。上海A株市場の売買代金は今月中旬から高水準を維持し、21日は2300億人民元超に拡大。深センA株市場は約2600億人民元と今年最高を更新した。

年金資金の流入が増えると期待されている。高値警戒感がくすぶるなか、利食い売りに押される場面がみられたものの、終盤に入り買いが改めて優勢となった。

業種別では、セメントや鉄鋼の素材株が高い。安徽海螺セメント(600585/SH)が4.2%、馬鞍山鋼鉄(600808/SH)が1.7%ずつ上昇した。自動車株もしっかり。上海汽車集団(600104/SH)が2.6%高で引けた。不動産株や石油株、運輸関連株、消費関連株なども値上がりしている。


【亜州IR】

《WA》

 提供:フィスコ

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