市場ニュース

戻る

【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):サイバダイン、千代建、日精工

サイバダイン <日足> 「株探」多機能チャートより
■CYBERDYNE <7779>  1,720円  +45 円 (+2.7%)  本日終値
 CYBERDYNE<7779>が反発。20日の取引終了後、経済産業省などが主催する第3回「日本ベンチャー大賞」で「内閣総理大臣賞」を受賞したと発表しており、これを好感した買いが入った。日本ベンチャー大賞は、若者などのロールモデルとなるような、インパクトのある新事業を創出した起業家やベンチャー企業を表彰する制度。また同社が受賞した内閣総理大臣賞は、事業の新規性や革新性、グローバル市場への進出や社会課題の解決といった事業のビジョンなどに関し、最も評価の高いベンチャー企業に対して付与されるという。

■千代田化工建設 <6366>  736円  +16 円 (+2.2%)  本日終値
 千代田化工建設<6366>が買い優勢、テクニカル的には今月10日の安値710円、20日の安値711円で2点底を形成、5日移動平均線上に浮上してきた時価は底入れ初動の兆しみせている。三菱系の総合エンジニアリング大手でLNGプラントでは世界トップクラスの実力を持つ。17年3月期業績は、9日に英国の関連会社の収益不振を受け最終損益段階で360億円の赤字に沈むことを発表したが、事前に織り込みが進んでいたことから株価面での影響は限定的で売りが枯れた印象。今年はサウジアラビアの国営石油会社であるサウジアラムコの新規上場を控え、原油市況に先高期待があることも、エネルギープラントの需要喚起が期待できる同社にとって追い風材料となっている。業績も18年3月期はカタールやベトナムでの不採算案件が一巡し、北米のLNGプロジェクトの寄与で回復色を強めるとの見方が支配的だ。

■日本精工 <6471>  1,650円  +34 円 (+2.1%)  本日終値
 ベアリング株が軒並み高。日本精工<6471>やNTN<6472>、不二越<6474>が昨年来高値を更新したほか、ジェイテクト<6473>やTHK<6481>も新値圏で堅調に推移。経済産業省の機械統計によると軸受完成品の生産数量は昨年12月が前年同月比8.2%増と高水準の伸びを記録。海外向け輸出などが伸びている。国内大手証券では、日本精工の業績は17年3月期は減益予想だが、18年3月期は最高益を予想するなど急回復を見込んでいる。米国向けなどの設備投資拡大とともにベアリングなど需要の増加が期待されており、足もとでは機械株への外国人買いの観測も出ている。

■GSユアサ <6674>  509円  +8 円 (+1.6%)  本日終値
 ジーエス・ユアサ コーポレーション<6674>が反発し、昨年来高値を更新。同社子会社のジーエス・ユアサ テクノロジーはきょう、防衛整備庁と契約した「海上自衛隊向け潜水艦搭載リチウムイオン電池」について、3月から量産を開始すると発表した。ジーエス・ユアサ テクノロジーは2015年度に防衛整備庁と契約を締結し、専用工場を昨年10月に滋賀県草津市に建設。今後は3月に向けて量産体制を整え、来年8月に海上自衛隊に納入する予定となっている。

■ワコム <6727>  415円  +6 円 (+1.5%)  本日終値
 ワコム<6727>は続伸。この日、同社のクリエイティブタブレット「Wacom MobileStudio Pro16」160台が代々木アニメーション学院(東京都千代田区)で採用されたと発表しており、これを好材料視した買いが入った。同校のマンガ科では、既に「Cintiq Companion2」が導入されているが、今回の採用は、キャラクターデザインやCGなどを含むゲームの分野などにも応用されるイラスト科での採用となり、全国7カ所の校舎に設置されるという。また、同校に採用されたことで、今後の採用の広がりにも期待が持たれているようだ。

■スカパーJ <9412>  507円  +7 円 (+1.4%)  本日終値
 スカパーJSATホールディングス<9412>が4日続伸。この日、傘下のスカパーJSATが19年下期に通信衛星を打ち上げ、ハイ・スループット衛星(HTS)事業へ本格参入すると発表しており、業容拡大への期待感から買いが入ったようだ。HTSは、従来型の衛星に比べて通信容量が大幅に増大した衛星のこと。近年、航空機内でのネット利用ニーズが高まっていることから、航空機や商船に大容量のインターネット通信サービスを提供するのが狙い。なお、衛星はボーイング・サテライト・システムズ・インターナショナル(カリフォルニア州)が製造する。

■福井コン <9790>  2,868円  +38 円 (+1.3%)  本日終値
 福井コンピュータホールディングス<9790>がしっかり。20日の取引終了後、子会社福井コンピュータドットコムが、新たな住宅広告サービス「3Dバーチャル住宅展示場」を今春から公開すると発表しており、新サービスへの期待感から買いが入っている。「3Dバーチャル住宅展示場」は、インターネット上に各住宅会社の3D仮想モデルハウスを構築し、パソコンやタブレット、スマートフォンなどから、24時間365日いつでもどこでもモデルハウスの見学ができるサービス。建材・設備と住まいの3Dシミュレーションサイト「3Dカタログ.com」の建材データと連動しているので、3D仮想モデルハウスに使われている建材の入替えシミュレーションをその場で行えるといった、仮想空間ならではの新たな価値を提供するのが特徴としている。

■アズビル <6845>  3,600円  +45 円 (+1.3%)  本日終値
 アズビル<6845>が続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が20日付のリポートで、レーティングは「オーバーウエート」を継続し、目標株価を4000円から4200円へ引き上げたことが好感されている。同証券は、主力のビルディングオートメーション(BA)事業の業績伸長によって、連結営業利益は過去最高を更新するとの見方を継続している。18年3月期営業利益予想を220億円へ引き上げ、08年3月期のピーク利益204億円を更新すると見込んでいる。「新設」の首都圏オフィスの再開発案件、その後の「既設」の更新需要が当面の受注ドライバーであり、中期的な業績拡大が期待できるとしている。

■日本板硝子 <5202>  865円  +10 円 (+1.2%)  本日終値
 日本板硝子<5202>が続伸。この日、米ケンタッキー州の自動車用ガラス工場について、最新技術による製造プロセス刷新に着手すると発表しており、生産性向上への期待から買いが入った。フロントガラス(合わせガラス)製造用に最新の高精度プレス(APBL)設備を導入し、人気が高まるヘッド・アップ・ディスプレーなどに対応するのが狙い。投資額は750万ドルの予定で、今春の着工を予定している。

株探ニュース
お気に入りを追加しました。
x
お気に入りを削除しました。
x

日経平均