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【経済】中国:「上海モーターショー」4月21日開幕、各社エコカー攻勢


中国の大型自動車展示会「第17回上海国際汽車工業展覧会(上海国際モーターショー)」は、4月21日から28日の日程で開催される。各自動車メーカーはエコカーの最新モデルをこぞって展示する予定だ。販売拡大が見込まれるエコカー市場を積極開拓する構えという。盖世汽車が20日付で伝えた。
独フォルクスワーゲン(VW)は、SUV型コンセプトEVを出展する。電動車用に開発した新世代のモジュラープラットフォーム「MEB」を採用した2番目モデル。2020年以降の量産を予定している。
また韓国・現代自動車は、同社のエコカー専用車「アイオニック(IONIQ)」を展示するとみられる。IONIQはハイブリッド(HV)とEVの2モデルを展開。すでに米国販売を開始した。中国では、輸入方式での今年3月発売を計画している。うち、HVモデルは昨年の北京モーターショーにも出展した。
一方、中国メーカーでは、新興勢の動きが見逃せない。今年1月に「新エネルギー車生産ライセンス」を取得したばかりの雲度新能源汽車は、EVの小型SUVモデルを携えて上海モーターショーに初登場する。
このほか北京汽車傘下の北汽新能源汽車は、2シート電動スーパーカー「ARCFOX-7」の量産モデルを投入。上海モーターショー開催期間に予約販売を開始する予定という。
中国乗用車連合会の発表によると、中国の新エネ乗用車(EVとプラグインハイブリッド車)販売は今年1月、前年同月比61%減の5400台に落ち込んだ。今年から新エネ車購入補助の給付額が引き下げられたことが影響している。制度見直しに伴い、政府が補助金対象型式リストの再評価作業に着手したことも新エネ車各社の販促活動に水を差した。もっともこの現象は、「一時的な低迷にとどまる」との見方が大勢。専門家は、「中国の新エネ車販売は3月以降に正常軌道に戻る」との認識だ。
上海モーターショーは、北京モーターショーと交代で1985年から隔年開催されている中国の自動車国際見本市。15年開催の前回(第16回)は約2000社が出展し、合計1343台が出品された。

【亜州IR】

《ZN》

 提供:フィスコ
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