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【材料】今週のマーケット展望「材料難で膠着感の強い展開」~マネックス証券チーフ・ストラテジスト広木隆氏(飯村真由)

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

こんにちは、フィスコリサーチアナリスト飯村真由の「マネックス証券の気になるレポート」です。

企業決算もほぼ一巡し、目先の材料が乏しいと思われる日本株ですが、今週も動きが気になりますね。さて、マネックス証券の「メールマガジン新潮流」が、2月20日に配信されました。その中から今回は、同証券のチーフ・ストラテジスト、広木隆氏のレポート「今週のマーケット展望」の内容をご紹介いたします。

今後の日本株の動きについて、広木さんは、『目下のところ相場の最大の材料は28日におこなわれるトランプ大統領の議会演説である。それまでは大きく動きにくい。今週は特に主だった材料もなく、手掛かり難からもみ合いとなるだろう。20日の米国株取引はプレジデントデーで休場となるため週初は一段と動意薄になりやすい。日経平均は、25日移動平均や一目均衡表の雲の上限が重なる19,100円程度が下値目途。上値は19,500円という節目の重さが意識される展開となるだろう』と伝えています。

そして今週のマーケットの着目点については、『材料不足のなか注目は22日に公表される1月31日、2月1日開催分のFOMC(米連邦公開市場委員会)議事録だろう。但し、先週イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の上院銀行委員会での証言がタカ派的なトーンだったことを受け為替市場は一時的にドル買いで反応したものの、結局円高方向に振れている。FOMC議事録は円高が一服する「きっかけ」程度にはなるかもしれないが、大きく水準は変わらないだろう』との見解を述べています。

これらを踏まえて、今後も日本株の動きを見ていきましょう。
飯村真由の「気になるレポート」はマネックス証券の「メールマガジン新潮流」に掲載されたレポートを飯村真由の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートをご確認くださいね。

フィスコリサーチアナリスト飯村真由

《SK》

 提供:フィスコ

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