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【市況】20日の株式相場見通し=円高進行を嫌気し売り先行

NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより
 20日の東京株式市場は、外国為替市場で1ドル=112円台へと円高・ドル安が進行していることに加え、20日の米株式市場がプレジデントデーの祝日で休場となることから、買い手控え姿勢が強まりそうだ。20日早朝の東京外国為替市場では、1ドル=112円80銭台と前週末に比べて円高・ドル安が進行している。

 17日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比4.28ドル高の2万624.05ドルと7日続伸し、7日連続で過去最高値を更新した。買い手掛かり材料に乏しい地合いのなか、3連休を前にした週末で利益確定の売りが先行し軟調に推移する時間帯が長かったものの、引けに掛けて減税などトランプ米新政権の景気浮揚策への期待感からNYダウ平均株価は前日比プラス圏に浮上した。ナスダック総合株価指数は、前日比23.678ポイント高の5838.578と反発した。

 日程面では、1月の貿易統計、1月のコンビニエンスストア売上高、トゥスクEU大統領・ペンス米副大統領が会談、ユーロ圏財務相会合、プレジデントデーの祝日で米株式市場は休場が焦点となる。(冨田康夫)

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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