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【市況】伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (2月20日記)

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

 日経平均株価は、前週末の夜間取引で先物が下げたことで、寄り付き値が一段安となる公算です。

 2月13日以降が上値、下値を切り下げる動きになって、13日の高値1万9519円を更新できない日柄が長くなっているため、現状では1万9500円前後が強い抵抗になっていて、いったん下値を試す流れになるという見方になります。

 現在が上値重い状況なら、来週頃まで、1万9000円程度まで下値を試す流れを継続すると考えられます。下値余地があるなら、本日は下げ幅が大きくなりやすい日です。

 本日、終値が1万9200円前後で下値堅く推移する場合だけ、下げない動きをきっかけに、一気に値を戻して、強さを示す展開になることも考えておきます。


情報提供:パワートレンド=伊藤智洋のPower Trend

【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「株の値動きは4回のうち3回当てられる」(KADOKAWA)など著書多数。

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