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【市況】前場に注目すべき3つのポイント~FOMC議事録やトランプ政策待ち

NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより

20日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■株式見通し:FOMC議事録やトランプ政策待ち
■外資系証券の注文動向:差し引き190万株の買い越し
■前場の注目材料:ソフトバンクG、スプリント売却へ

■FOMC議事録やトランプ政策待ち

20日の日本株市場はこう着感の強い相場展開になりそうだ。週明けの米国市場はプレジデンツ・デーの祝日で休場となるため、海外勢のフローは期待しづらいところであろう。また、早期利上げに対していっそう現実味が増してきているなか、22日に米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録が公表されるため、この内容を受けて、より3月利上げへの思惑が強まる可能性を見極めたいところ。

一方で、トランプ大統領と議会がどのような政策で景気を刺激するのかが不透明なため、政策待ちとなる。2月中に発表されることから、発表までは様子見姿勢に向かいやすいだろう。市場は過度な期待を織り込んでいるとみており、発表後は失望につながるとの見方がコンセンサスのようである。とはいえ、連日で過去最高値を更新している米国市場については、良好な需給状況のなか、すぐさまトレンドが崩れることはないだろう。

日本については東芝問題による需給面での影響が続くことになりそうだ。17日時点で東芝の時価総額は7797億円となり、この1ヵ月半程度で1兆円超も目減りしている。売却を検討しているメモリー事業の事業価値が1.5兆円規模ともいわれており、売却交渉の進展次第では経営不安が後退する。しかし、3月期末まで時間はなく、進展が見極めづらいなか、機関投資家の保有株放出による需給懸念への警戒が強まりやすい。

そのため、物色の流れは、インデックスに振らされ難い個人主体による中小型株にシフトしやすい。その他、期末を意識したリバランスの流れから、高値圏に位置する銘柄への利食いに対して、売り込まれていた銘柄へのショートカバーが入りやすくなりそうだ。

(株式部長・アナリスト 村瀬智一)


■外資系証券の注文動向:差し引き190万株の買い越し

朝の外資系証券5社経由の注文状況は、売り420万株、買い610万株、差し引き190万株の買い越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。

02月13日(月):60万株の買い越し
02月14日(火):470万株の買い越し
02月15日(水):180万株の売り越し
02月16日(木):130万株の買い越し
02月17日(金):150万株の買い越し

■前場の注目材料

・NYダウは7日連続最高値更新(20624.05、+4.28)
・NY原油は続伸(53.40、+0.04)
・シカゴ日経225先物(19130、-70)
・米景気先行指数、前月比0.6%
・主力企業、業績改善で相次ぎ増配へ

・ソフトバンクG<9984>、スプリント売却へ
・第一生命<8750>、日本調剤<3341>が薬局での保険販売へ
・NTTドコモ<9437>、AIをタクシーに活用
・東芝<6502>、IHI<7013>から米WH株取得へ
・ファーストリテ<9983>、AIがネット通販接客
・オンキヨー<6628>、AI家電へ投資

☆前場のイベントスケジュール

<国内>
・08:50 1月貿易収支(予想:-6259億円、12月:+6414億円)


<海外>
・10:15 メスター米クリーブランド連銀総裁講演(シンガポール)

《SK》

 提供:フィスコ
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