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【通貨】英ポンド週間見通し:伸び悩みか、英利上げ観測後退を意識

ドル円 <日足> 「株探」多機能チャートより

■弱含み、英金利先高観の後退で売り強まる

先週のポンド・円は弱含み。米ドル高・円安の相場展開を意識して一時142円81銭まで買われたが、英国金利の先高観はやや後退したことや米ドル・円相場が円高方向に振れたことから、対円レートは17日の欧米市場で140円を下回る場面があった。取引レンジ:139円64銭-142円81銭。

■伸び悩みか、英利上げ観測後退を意識

今週のポンド・円は伸び悩みか。英国の欧州連合(EU)離脱交渉に向け、実体経済への影響を点検する展開となりそうだ。10-12月期英国内総生産(GDP)改定値が上方修正された場合、国内経済の回復を好感したポンド買いが優勢となる見通し。ただし、英中銀はインフレ見通しを下方修正しており、ポンドの上昇は限定的との見方が多いようだ。

○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・22日:10-12月期国内総生産改定値(前年比予想:+2.2%)

予想レンジ:138円00銭-142円00銭

《FA》

 提供:フィスコ

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