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【材料】トヨタなど自動車株は買い先行、米国株大幅高でリスク選好も円高やトランプ政策に警戒感

トヨタ <日足> 「株探」多機能チャートより
 トヨタ自動車<7203>が続伸、富士重工業<7270>、日産自動車<7201>など自動車株に買いが先行している。前週末の米国株市場ではNYダウが180ドルを超える上昇を示し2万ドル大台に復帰、東京市場でも主力輸出株に買い戻しの動きがみられる。ただ、足もとで外国為替市場では1ドル=112円台半ばと円高水準でもみ合っているほか、トランプ大統領の打ち出す保護主義的政策に対する警戒感もくすぶる。

 トヨタはきょう引け後に決算発表を控えており、自動車セクターの業績に上方修正圧力が働くなかで、この結果にも市場の関心が高まっている。また、一部報道でスズキ<7269>と次世代技術をめぐって業務提携することで合意したと報じられ、これも株価を刺激しているもよう。なお、トヨタはきょう取引時間前に、スズキとの提携報道について「同社が公表したものではない。提携については、本日開催の取締役会に付議する予定であり、開示すべき事項が発生した場合には速やかに知らせる」とのコメントを出している。



出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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