市場ニュース

戻る
 

【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):日野自、トクヤマ、FCC

日野自 <日足> 「株探」多機能チャートより
■日野自動車 <7205>  1,285円  +90 円 (+7.5%)  本日終値
 31日に決算を発表。「今期経常を17%上方修正」が好感された。日野自動車 <7205> が1月31日大引け後(15:00)に決算を発表。17年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比33.0%減の527億円に落ち込んだ。しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の590億円→690億円(前期は958億円)に16.9%上方修正し、減益率が38.5%減→28.0%減に縮小する見通しとなった。
  ⇒⇒日野自動車の詳しい業績推移表を見る

■トクヤマ <4043>  543円  +37 円 (+7.3%)  本日終値
 1月31日、トクヤマ <4043> が決算を発表。17年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益が前年同期比2.7倍の251億円に急拡大して着地したことが買い材料視された。マレーシアの太陽電池向け多結晶シリコン工場の稼働率改善や減価償却費の減少、ナフサ価格下落による原燃料コストの低減などで採算が急改善した。通期計画の270億円に対する進捗率は93.2%に達しており、通期業績の上振れを期待する買いが向かった。

■ベルーナ <9997>  831円  +56 円 (+7.2%)  本日終値
 31日に決算を発表。「4-12月期(3Q累計)経常が33%増益で着地・10-12月期も2.6倍増益」が好感された。ベルーナ <9997> が1月31日大引け後(15:00)に決算を発表。17年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比32.6%増の94.2億円に拡大し、通期計画の110億円に対する進捗率は85.7%に達し、5年平均の80.6%も上回った。
  ⇒⇒ベルーナの詳しい業績推移表を見る

■エフ・シー・シー <7296>  2,191円  +143 円 (+7.0%)  本日終値
 31日に決算を発表。「4-12月期(3Q累計)税引き前は6%増益・通期計画を超過」が好感された。エフ・シー・シー <7296> が1月31日大引け後(15:30)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。17年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結税引き前利益は前年同期比5.9%増の88.5億円に伸び、通期計画の80億円に対する進捗率が110.7%とすでに上回り、さらに前年同期の103.0%も超えた。
  ⇒⇒エフ・シー・シーの詳しい業績推移表を見る

■イエローハット <9882>  2,767円  +180 円 (+7.0%)  本日終値
 31日に決算を発表。「10-12月期(3Q)経常は54%増益」が好感された。イエローハット <9882> が1月31日大引け後(15:00)に決算を発表。17年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比0.1%減の63.2億円となり、通期計画の84.1億円に対する進捗率は5年平均の77.7%を下回る75.1%にとどまった。
  ⇒⇒イエローハットの詳しい業績推移表を見る

■ユナイテッド <2497>  1,897円  +121 円 (+6.8%)  本日終値
 31日に決算を発表。「今期営業を35%上方修正」が好感された。ユナイテッド <2497> [東証M] が1月31日大引け後(15:30)に決算を発表。17年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結営業利益は前年同期比42.7%減の7.5億円に落ち込んだ。しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の8.5億円→11.5億円(前期は15億円)に35.3%上方修正し、減益率が43.7%減→23.8%減に縮小する見通しとなった。
  ⇒⇒ユナイテッドの詳しい業績推移表を見る

■オリコ <8585>  221円  +14 円 (+6.8%)  本日終値
 1月31日、オリエントコーポレーション <8585> が従来未定としていた期末一括配当を2円実施し、2006年3月期以来11期ぶりに復配する方針としたことが買い材料視された。同社を取り巻く環境や足元の業績動向から、収益基盤が安定したと判断し復配することを決定した。同時に決算を発表。17年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益が前年同期比25.3%増の268億円に伸びて着地したことも支援材料となった。

■新明和工業 <7224>  1,129円  +71 円 (+6.7%)  本日終値
 31日に決算を発表。「今期経常を14%上方修正」が好感された。新明和工業 <7224> が1月31日大引け後(16:00)に決算を発表。17年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比25.2%減の90.4億円に減った。しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の111億円→126億円(前期は155億円)に13.5%上方修正し、減益率が28.8%減→19.2%減に縮小する見通しとなった。
  ⇒⇒新明和工業の詳しい業績推移表を見る

■日信工業 <7230>  1,990円  +121 円 (+6.5%)  本日終値
 31日に決算を発表。「今期税引き前を28%上方修正」が好感された。日信工業 <7230> が1月31日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。17年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結税引き前利益は前年同期比30.9%増の105億円に拡大した。併せて、通期の同利益を従来予想の90億円→115億円(前期は74億円)に27.8%上方修正し、増益率が21.5%増→55.3%増に拡大する見通しとなった。
  ⇒⇒日信工業の詳しい業績推移表を見る

■オムロン <6645>  4,935円  +300 円 (+6.5%)  本日終値
 オムロン <6645> が急反発し、昨年来高値を更新した。1月31日、同社が17年3月期の連結税引き前利益を従来予想の550億円→625億円に13.6%上方修正し、減益率が16.3%減→4.9%減に縮小する見通しとなったことが買い材料視された。中国や韓国向けに制御機器の販売が伸びるほか、円安による収益押し上げ効果が寄与する。なお、第4四半期の前提為替レートを1ドル=100円→110円に見直した。

株探ニュース

株探からのお知らせ

    日経平均