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【材料】日本M&Aセンター---3Q累計は増収増益、過去最高益を更新

日本M&A <日足> 「株探」多機能チャートより

日本M&Aセンター<2127>は30日、2017年3月期第3四半期(16年4月-12月)決算を発表。売上高が前年同期比33.0%増の149.97億円、営業利益が同32.3%増の76.58億円、経常利益が同29.8%増の76.95億円、四半期純利益が同33.5%増の52.63億円だった。

第3四半期累計の成約件数は前年同期比24.2%増の406件と、同期累計期間で過去最多の成約件数となっている。会計事務所や金融機関からの紹介とセミナー企画に基づき経営者からのコンタクトという2つのルートを通してM&A案件を特定の業種や特定の大型案件に偏重することなく幅広く受託している。今期は「日本M&A協会理事総会」開催により、会計事務所との関係を活性化するとともに、経営者向けの全国7ヶ所での大規模セミナーに加え、医療・介護業界、ITソフトウエア業界、人材派遣業界、建設・住宅・不動産業界といった業界に向けたセミナーを開催した。

17年3月期通期については、売上高が前期比14.2%増の168.80億円、営業利益が同14.3%増の80.00億円、経常利益が同12.4%増の80.00億円、当期純利益が同12.2%増の54.30億円とする期初計画を据え置いている。通期の業績予想の進捗率は、売上高は88.8%、営業利益は95.7%、経常利益は96.2%、四半期純利益は96.9%と高い状況となっている。

《TN》

 提供:フィスコ

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