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【市況】後場も個人主体の売買が中心に/後場の投資戦略

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 19110.91 (-257.94)
TOPIX  : 1525.67 (-18.10)

[後場の投資戦略]

 日経平均は5日、25日線を割り込み、一目均衡表では転換線、基準線での攻防となり、遅行スパンは下方シグナル発生とシグナルが悪化傾向にある。決算が前半戦のヤマ場となることから押し目買いも入りづらく、決算が既に通過している中小型株やテーマ株等での値幅取り狙いの売買にとどまっている。雲上限や13週線が18900円近辺に位置しており、まずは19000円処での踏ん張りを見極めたいところであろう。

 日銀の金融政策決定会合では、経済成長率の見通しを引き上げる方向で議論するとみられ、指数連動型上場投資信託(ETF)買い入れの減額観測がくすぶるなか、今夕の日銀総裁会見を見極めるまでは手掛けづらい。なにより、トランプ大統領の大統領令連発で政治的混乱が警戒されており、後場も個人主体の売買が中心になりそうだ。(村瀬智一)
《AK》

 提供:フィスコ

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