【注目】本日注目すべき【好決算】銘柄 タカラバイオ、デジアーツ、ハウスドゥ (30日大引け後 発表分)
タカラバイオ <日足> 「株探」多機能チャートより
※4-12月期決算発表の集中期間(1月25日~2月14日)は、“特別体制”で
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30日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。
タカラバイオ <4974> ★今期経常を一転4%増益・最高益に上方修正、配当も2.2円増額
◆17年3月期の連結経常利益を従来予想の31.5億円→34.3億円に8.9%上方修正。従来の4.6%減益予想から一転して3.9%増益を見込み、7期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。腫瘍溶解性ウイルスのライセンス契約に伴う一時金の発生などが収益を押し上げる。併せて、期末一括配当を従来計画の1.8円→4円(前期は1.8円)に大幅増額修正した。
デジアーツ <2326> ★4-12月期(3Q累計)経常が86%増益で着地
◆17年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比85.9%増の11.3億円に拡大して着地。情報流出事件の増加を背景に、企業や地方自治体向けに主力のセキュリティ対策ソフトの販売が大きく伸びたことが寄与。通期計画の14億円に対する進捗率は81.0%に達しており、業績上振れが期待される。
コア <2359> ★4-12月期(3Q累計)経常は2.6倍増益・通期計画を超過
◆17年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比2.6倍の9億円に急拡大して着地。利益率の高い次世代車載システムや電子テロップなどの受注増加で、ソリューションビジネス事業の収益が大きく改善したことが寄与。通期計画の9億円を既に0.4%上回っており、通期業績の上振れが期待される。
かどや製油 <2612> ★今期経常を6期ぶり最高益に32%上方修正、配当も40円増額
◆17年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の25億円→33億円に32.0%上方修正。増益率が9.6%増→44.6%増に拡大し、6期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。家庭用ごま油や練りごまの販売が伸び、売上が計画を上回ることが利益を押し上げる。
業績上振れに伴い、期末一括配当を従来計画の70円→110円(前期は60円)に大幅増額修正した。期末配当利回りは2.59%に上昇し、配当取りを狙う買いが期待される。
ハウスドゥ <3457> ★上期経常を28%上方修正
◆17年6月期上期(7-12月)の連結経常利益を従来予想の4.3億円→5.5億円に27.8%上方修正。減益率が35.8%減→18.0%減に縮小する見通しとなった。不動産売買仲介のフランチャイズ加盟店の増加でロイヤリティ収入が伸びることが寄与。賃料収入の伸長や不動産売却益なども利益上振れに貢献する。
ペガサス <6262> ★今期経常を一転21%増益に上方修正
◆17年3月期の連結経常利益を従来予想の22.5億円→28.9億円に28.4%上方修正。従来の5.8%減益予想から一転して21.0%増益見通しとなった。アジアなどで主力の工業ミシンの販売が堅調に推移する中、円安による収益押し上げ効果や為替差益の発生が利益を押し上げる。
メルコ <6676> ★今期経常を一転 21%増益に上方修正
◆17年3月期の連結経常利益を従来予想の46億円→64億円に39.1%上方修正。従来の13.1%減益予想から一転して20.9%増益見通しとなった。ネットワーク製品などで高付加価値品の販売が増加することが寄与。円高による原価低減や不採算品の販売抑制といった海外構造改革も利益を押し上げる。
株探ニュース