【特集】決算マイナス・インパクト銘柄 【東証1部】 … LINE、富士通ゼ、航空電子 (1月25日発表分)
富士通ゼ <日足> 「株探」多機能チャートより
―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の1月24日から25日の決算発表を経て26日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.1 富士通ゼ <6755>
17年3月期の連結最終利益を従来予想の150億円→80億円(前期は175億円)に46.7%下方修正し、減益率が14.4%減→54.4%減に拡大する見通しとなった。
▲No.2 航空電子 <6807>
17年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比74.2%減の42.2億円に大きく落ち込み、通期計画の100億円に対する進捗率は42.3%にとどまり、5年平均の79.3%も下回った。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<6755> 富士通ゼ 東1 -12.92 1/25 3Q -12.61
<6807> 航空電子 東1 -10.05 1/25 3Q -74.21
<3938> LINE 東1 -6.94 1/25 本決算 -
<3724> ベリサーブ 東1 -0.81 1/25 3Q 17.66
<6866> HIOKI 東1 -0.09 1/25 本決算 36.74
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした26日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース