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【経済】中国の商品価格が大幅下落となる可能性が、サンワード貿易の松永氏(三井智映子)


こんにちは、フィスコリサーチレポーター三井智映子の「気になるレポート」です。


さて23日トランプ米大統領は選挙公約通りにTPPからの正式離脱について大統領令に署名をしましたね。米中の貿易摩擦が懸念されていますが、TPP離脱でアメリカはアジア諸国と距離を置くことになります。TPP離脱は商品価格にはどう影響を及ぼすのでしょうか。

これを受けて松永さんは、『トランプ大統領がマニフェスト通りにTPPを離脱し、NAFTAの再検討を表明したことを受けて、貿易摩擦の高まりは時間の問題かもしれません』と伝えています。

また足元で上昇してきている人民元と円については、『人民元高基調や円高基調は、元建て銘柄の上海ゴムや円建て銘柄の東京ゴムを圧迫する要因となります』との見解を述べており、商品価格については、『中国は、貿易黒字の半分を対米輸出に依存しているだけに、今後の米中貿易摩擦の高まりは、中国の対米輸出に大きな影響を与えることになります。対米貿易摩擦の高まりや、年初からの人民元高基調は、今後の中国の資源銘柄を圧迫する要因となりそうです。しかも、中国の石炭関連銘柄や鉄鋼関連銘柄、上海ゴムなどは、この1年間で2~3倍にまで大幅上昇しており、高値警戒感も高まっております』とのことです。続けて、『これまで大幅上昇を続けてきた中国の石炭関連銘柄や鉄鋼関連銘柄、上海ゴムなどが大幅下落となる可能性もあります』と加えておりますので、売りで儲けるチャンスを狙ってみてもよいかもしれません。


上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研~北浜の虎と呼ばれた男~」の1月24日付「天然ゴム市場」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコリサーチレポーター 三井智映子

《SK》

 提供:フィスコ

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