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【経済】【中国】「結婚式シーズン」の春節、司会料金は1回10万円にも


中国では「結婚式シーズン」の春節(今年は1月28日が旧暦元旦)に、経験豊富な司会者の料金が約3割上昇し、1回につき6000人民元(約10万円)に上るケースもあるという。閑散期に比べ、1000人民元以上も値上がりするというのだ。華西都市報が伝えた。

四川省南充市に住む任さんは、昨年7月の時点で2017年2月2日に結婚式を挙げることを決めた。同市順慶区と嘉陵区のブライダル会社10社余りを調べたところ、どの会社でも司会者の費用が1600~2000人民元だったという。

順慶区でブライダル会社を経営する杜氏によれば、毎年労働節(5月1日)、国慶節(10月1日)、春節の時期が結婚式シーズンで、司会者の料金が値上がりする。また、同市婚慶商会の秦志剛・会長によると、一般に司会者の報酬は800人民元前後だが、結婚式シーズンには倍増するケースもあるようだ。

李さんはブライダル業界で6年間、司会者を務めた経験の持ち主。12月に入り、ほぼ「休みなし」の状態という。閑散期の月収は7000~8000人民元だが、春節になると月収は約2万人民元に上昇。これに商業イベントの司会を加えると、月収は4万~5万人民元になるという。


【亜州IR】

《SK》

 提供:フィスコ

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