【テク】日経平均テクニカル:来週にも好悪シグナルがはっきりと
3日続伸。やや売りが先行したが、5日線を上回っての推移が続く中、小幅ながらもプラス圏での推移が続いた。ボリンジャーバンドでは-1σを挟んでの推移となり、引けでは-1σを上回ってきている。一目均衡表では転換線と基準線との狭いレンジ内での推移。遅行スパンは若干であるが、実線を下回ってきており、下方シグナルが警戒されてくる。週明けには明確に下回るか、若しくは実線を上回る形でのシグナルがはっきりしてきそうである。パラボリックは陰転シグナルが継続しているが、SAR値が19332円辺りまで下がってきており、陽転シグナルへのハードルはそれほど高くない。ただ、価格帯別出来高では商いが積み上がっていた19100-19300円処が上値抵抗として意識されていることもあり、強弱感が対立しやすい位置にある。
《SK》
提供:フィスコ