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【市況】年初の上昇部分帳消しでセンチメント悪化/後場の投資戦略

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 18981.57 (-113.67)
TOPIX  : 1519.82 (-10.82)

[後場の投資戦略]

 日経平均の19000円割れはある程度想定されていたが、結局は昨年の大納会水準を下回ってしまったことから、センチメントが悪化しやすい。また、価格帯別出来高の商いが積み上がっている水準を下回っており、自律反発局面において戻り売り圧力が次第に強まりやすい。19000円処で下げ渋りをみせているが、このまま19000円割れの状況が続くと、18500円処までは真空地帯となるため、売り仕掛け的な動き等も警戒されやすいだろう。日銀のETF買い入れへの思惑が高まりやすいが、戻りの鈍さが意識されると警戒である。

 その為リスクを回避する流れから相対的に出遅れているセクターや中小型株での個人主体による値幅取り狙いの売買に向かいやすいと考えられる。(村瀬智一)
《MA》

 提供:フィスコ

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