市場ニュース

戻る
 

【材料】4℃HDが反落、第3四半期は2ケタ営業増益も目先の材料出尽くし感強まる

4℃ホールデ <日足> 「株探」多機能チャートより
 4℃ホールディングス<8008>が反落している。前週末6日の取引終了後に発表した第3四半期累計(16年3~11月)連結決算で、営業利益39億6500万円(前年同期比17.5%増)、純利益31億300万円(同35.5%増)と2ケタ増益で第3四半期としては過去最高を更新したが、目先の材料出尽くし感から売り優勢のスタートとなっている。

 アパレル事業は株式譲渡により三鈴が連結子会社から除外されたことで、売上高は344億7700万円(同5.0%減)と減収となったが、ジュエリー事業で主力ブランドの「4℃」が、既存店の改装に合わせたアイテムの拡充などで堅調に推移したほか、「canal4℃」や「Luria4℃」を中心とした積極的な出店も寄与。さらに2ケタ成長を続けるEC事業も順調に拡大し、利益面では大幅増益を達成した。

 なお、17年2月期通期業績予想は、売上高515億円(前期比2.6%減)、営業利益65億5000万円(同7.1%増)、純利益49億5000万円(同15.7%増)の従来予想を据え置いている。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

株探からのお知らせ

    日経平均