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【特集】エニグモ Research Memo(7):現状は成長のために内部留保


■株主還元

エニグモ<3665>は、「株主利益の最大化を重要な経営目標の1つ」として認識しているが、「現在は成長過程にあり、経営基盤の長期安定に向けた財務体質の強化及び事業の継続的な拡大発展を目指すため、内部留保の充実が重要である」と考え、会社設立以来配当は実施していない。また、2017年1月期においても現時点で配当の予定はない。

弊社では、前期のような広告費の大規模投入は当面ないものと想定しているが、今後も会員獲得やアクティブ率の向上、ARPU維持のための内部施策のほか、新規事業の育成や海外事業の拡大等に向けて必要となる投資は継続していく方針であることから、しばらくは配当という形での株主還元は見送られる公算が大きいとみている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)

《TN》

 提供:フィスコ

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