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【材料】証券セクターが値上がり率2位に買われる、野村は12日ぶりの反発

野村 <日足> 「株探」多機能チャートより
 野村ホールディングス<8604>が前場3.6%高に買われ、大和証券グループ本社<8601>も4%を超える上昇をみせた。証券セクターは業種別騰落率で前場段階で2位。日経平均株価は2017年大発会となる4日、大幅高でスタートし前引けは415円高と急伸、東証1部の売買代金も1兆3000億円台と高水準に膨らんでいる。これを受け、昨年12月相場で調整色を強めていた証券セクターに見直し買いが流入している。株価上昇による運用成績向上に加え、売買代金の拡大に伴う手数料収入の伸びが期待され、足もとは収益面でポジティブな環境が素直に好感されている。

 野村は昨年12月末まで下値模索が続き、実に11日続落となっていた。きょうは外国人の買いがメガバンクなどに観測されているが、前日の米国株市場ではゴールドマン・サックスなどが買われていることもあり、米国展開で強みを有する野村などを中心に証券セクターにも海外資金流入の思惑がある。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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