【通貨】明日の為替相場見通し=米長期金利意識し116円で推移も
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前週末の欧米市場で、ドル円は約10カ月ぶりに115円台に乗せたが、この日の欧州時間に入って116円台へ一段の上昇。急激なドル高・円安が進行している。背景にあるのは原油価格の上昇とそれに伴う米長期金利の上昇だ。米10年債の利回りは時間外取引で一時2.52%前後に上昇。日米金利差拡大からドル買い・円売りが膨らんでいる。今晩の原油相場やNYダウの動向次第だが、115円後半にあったチャート上のフシが破られたことからレンジは一段と切り上げられる可能性はある。今晩は米国で11月財政収支、あすは中国11月鉱工業生産などが発表される。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)