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【市況】国内大手証券、テクニカル環境は12年末に類似との見方も

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 三菱UFJモルガン・スタンレー証券は1日、「足もとのテクニカル環境は12年末と類似しているように思われる」との見方を示した。12年12月下旬は騰落レシオが164%という高値をつけていた。そこから騰落レシオは下落に転じたが、12月末に日経平均の20週移動平均線と40週移動平均線のゴールデンクロスが示現された。その後、日経平均株価は半年間で約60%も上昇した。

 今回も騰落レシオは先月25日の146%で頭打ちとなった。そして今週にも20週線と40週線のゴールデンクロスが示現される。ここまでは12年末とよく似た足取りをたどっており、もしも12年末から13年前半のパターンを踏襲するなら、この先は騰落レシオが落ち着き値下がり銘柄数が増えるなかで、日経平均は大きく上昇することになる。これは、指数インパクトの大きな銘柄がより上昇し、指数を押し上げることを意味する。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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