【注目】本日注目すべき【好決算】銘柄 タカラトミー、日立ハイテク、フタバ (27日大引け後 発表分)
タカラトミー <日足> 「株探」多機能チャートより
※決算発表の集中期間(10月25日~11月14日)は、『決算特報』を毎日3本配信する予定です。
1.★本日の【サプライズ決算】 速報 <16時>に配信
2.★本日の【サプライズ決算】 続報 <18時>に配信
3.★本日の【イチオシ決算】 <21時>に配信
ご注目ください。なお、配信時間は多少前後します。
27日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。
タカラトミー <7867> ★上期経常を一転2.3倍増益に上方修正
◆17年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の7億円→16億円に2.3倍上方修正。従来の1.4%減益予想から一転して2.3倍増益見通しとなった。想定以上の円高を受けて海外売上高が減少し売上は計画を下回ったものの、利益率の高い国内玩具で定番商品や次世代ベーゴマなど販売が好調だったことが寄与。
ロンシール <4224> [東証2] ★今期経常を一転12%増益・最高益に上方修正
◆17年3月期の連結経常利益を従来予想の15億円→22億円に46.7%上方修正。従来の23.4%減益予想から一転して12.4%増益を見込み、4期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。塩化ビニール製品の販売が堅調に推移する中、生産効率化やコスト削減が寄与し採算が大きく改善する。
ニチレキ <5011> ★上期経常を65%上方修正
◆17年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の5.5億円→9.1億円に65.5%上方修正。増益率が2.0倍→3.4倍に拡大する見通しとなった。アスファルト関連製品や舗装工事の受注が伸び、売上が計画を上回ったことが寄与。コスト削減や業務効率化も上振れに貢献した。
フタバ <7241> ★今期経常を20%上方修正
◆17年3月期上期(4-9月)の連結経常損益は13.5億円の黒字(前年同期は28.8億円の赤字)に浮上し、従来予想の6億円の黒字を上回って着地。円高が響き減収となったものの、トヨタ自動車の北米販売の好調を背景に、北米向け自動車部品が伸びたことが寄与。生産効率化や原価低減による採算改善も利益上振れに貢献した。
業績好調に伴い、通期の同利益を従来予想の20億円→24億円に20.0%上方修正した。
日立ハイテク <8036> ★今期税引き前を15%上方修正
◆17年3月期の連結税引き前利益を従来予想の400億円→460億円に15.0%上方修正。減益率が17.6%減→5.3%減に縮小する見通しとなった。利益率の高い医用分析装置や半導体製造装置(測長SEM)の販売が想定より伸びることが寄与。
株探ニュース