【注目】本日注目すべき【好決算】銘柄 あすか製薬、日新電機、セリア (25日大引け後 発表分)
あすか薬 <日足> 「株探」多機能チャートより
【お知らせ】本日から17年3月期上期の決算発表が本格化します。
※決算発表の集中期間(10月25日~11月14日)は、『決算特報』を毎日3本配信する予定です。
1.★本日の【サプライズ決算】 速報 <16時>に配信
2.★本日の【サプライズ決算】 続報 <18時>に配信
3.★本日の【イチオシ決算】 <21時>に配信
ご注目ください。なお、配信時間は多少前後します。
25日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。
あすか製薬 <4514> ★上期経常を一転2倍増益に上方修正
◆17年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の3.5億円→14億円に4.0倍上方修正。従来の49.1%減益予想から一転して2.0倍増益見通しとなった。血圧降下剤の後発医薬品「カンデサルタン」などの販売が想定以上に伸び、売上が計画を上回ったことが利益を押し上げた。
NIPPO <1881> ★上期経常を一転22%増益・最高益に上方修正
◆17年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の118億円→166億円に40.7%上方修正。従来の13.4%減益予想から一転して21.9%増益を見込み、2期ぶりに上期の過去最高益を更新する見通しとなった。手持ちの道路舗装工事が順調に進み、売上が計画を上回ったことが寄与。コスト削減や業務効率化による採算改善も利益を押し上げた。
セリア <2782> [JQ] ★上期最高益を20%上乗せ、通期も増額
◆17年3月期上期(4-9月)の経常利益(非連結)を従来予想の57億円→68.5億円に20.2%上方修正。増益率が9.6%増→31.8%増に拡大し、従来の8期連続での上期の過去最高益予想をさらに上乗せした。消費者の節約志向の高まりを追い風に、100円ショップの既存店売上高が前年実績を3.5%上回ったことが寄与。円高で仕入コストが想定を下回ったほか、業務効率化による人件費・光熱費の抑制も上振れに貢献した。
上期業績の上振れに伴い、通期の経常利益も従来予想の130億円→141億円に8.5%上方修正した。
TDCソフト <4687> ★上期経常を一転46%増益・最高益に上方修正
◆17年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の6億円→9.8億円に63.3%上方修正。従来の10.7%減益予想から一転して45.8%増益を見込み、2期連続で上期の過去最高益を更新する見通しとなった。主力の金融向けシステム開発の受注好調に加え、一部大型案件の売上前倒しが収益を押し上げた。プロジェクト管理の徹底による採算改善なども上振れに貢献した。
綜研化学 <4972> [JQ] ★上期経常を52%上方修正
◆17年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の5億円→7.6億円に52.0%上方修正。増益率が19.0%増→81.0%増に拡大する見通しとなった。主力の粘着関連製品の販売が想定より伸び、売上が計画を上回ったことが寄与。コスト削減を進めたことも利益を押し上げた。
日新電機 <6641> ★今期経常最高益予想を10%上方修正
◆17年3月期の連結経常利益を従来予想の150億円→165億円に10.0%上方修正。増益率が23.6%増→35.9%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。利益率の高い薄型ディスプレー製造用イオン注入装置の販売が想定より伸びることが寄与。
株探ニュース