【材料】メドレックス---痙性麻痺治療貼付剤の米国における第1相臨床試験開始
メドレックス <日足> 「株探」多機能チャートより
メドレックス<4586>は7日、 同社グループが米国で開発中の、痙性麻痺治療貼付剤MRX-4TZT(チザニジンテープ剤)について、米国において第1相臨床試験を開始したと発表した。
MRX-4TZTは、イオン液体を利用した同社の独自技術ILTS(R)(Ionic Liquid Transdermal System)を用いて中枢性筋弛緩薬であるチザニジンのテープ型貼付剤を製剤開発したもの。現在、筋弛緩薬の経皮製剤が存在しない中、経皮製剤化することにより経口剤と比較して、有効血中濃度の持続性、眠気や肝障害等の副作用の低減等の利点が期待されるとしている。
早期のPOC(Proof of Concept)取得を目指して同社グループにおいて臨床開発を進めていくことにより、他の製薬企業等とのアライアンスの可能性が高まるものとしている。
なお、本件は2016年12月期業績予想に織り込み済みとのこと。
《TN》
提供:フィスコ