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【特集】GMO-AP Research Memo(4):自己資本比率や有利子負債比率は改善、財務体質は健全な状況

GMO-AP <日足> 「株探」多機能チャートより

■業績動向

(3)財務状況

GMOアドパートナーズ<4784>の2016年6月末の総資産は前期末比419百万円減少の10,314百万円となった。主な減少要因を見ると、流動資産では売上債権が143百万円減少し、固定資産ではのれんが156百万円、投資有価証券が86百万円減少した。

一方、負債合計は前期末比430百万円減少の5,336百万円となった。流動負債で未払法人税等が144百万円、未払消費税等が215百万円それぞれ減少した。また、純資産は前期末比10百万円増加の4,977百万円となった。その他有価証券評価差額金が66百万円減少したものの、四半期純利益の計上により利益剰余金が92百万円増加した。

経営指標を見ると、自己資本比率や有利子負債比率がそれぞれ前期より若干改善し、ネットキャッシュ(現預金及び関係会社預け金?有利子負債)も2,907百万円と高水準を維持しており、財務体質は健全な状況が続いていると判断される。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

《HN》

 提供:フィスコ

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