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2016年09月17日16時30分

【市況】米国株式市場見通し:FOMCが開催予定


20-21日開催予定のFOMCで、連銀が利上げに踏み切るかどうかが最大の注目点となる。会合後にイエレンFRB議長の会見も予定されており、結果を見極めるまで積極的な売買は手控えられるだろう。8月雇用統計が軟調な内容となったほか、8月の輸入物価指数や小売売上高も予想を下振れたことで利上げへの決定打に乏しいが、連銀関係者の中では利上げへの意見が割れている。FF金利の先物取引から算出される利上げ確率は9月が22%、11月が29%、12月が54%(16日時点)で、12月の利上げを予想する向きが優勢となっている。

先週、携帯端末のアップルは約2年半ぶりの4営業日上昇となった。画面サイズの大きなiPhone 7 plusなどの初回出荷分が完売したほか、通信大手のTモバイルUSやスプリントが同機種の好調な予約販売状況を発表したことが主因だ。株価が長期間割安な水準にとどまっていた為、見直す動きも広がっており、今後の販売状況に注目が集まるだろう。但し、アップルは発売後初めての週末の売上状況については、今回から発表しない方針を明らかにしている。

経済指標では、9月NAHB住宅市場指数(19日)、8月住宅着工・建設許可件数(20日)、8月中古住宅販売件数(22日)、8月景気先行指数(22日)などの発表が予定されている。住宅建設業者の景況感を示すNAHB住宅市場指数は8月に前月から上昇し、今後6ヶ月の販売見通しも引きあげられた。9月も予想を上回る内容となれば、16年下期の住宅市場に楽観的な見方が広がるだろう。

個別企業では、運送会社のフェデックス(20日)、グラフィックソフトのアドビ・システムズ(20日)、住宅建設会社のレナー(20日)、クルーズ客船運航のカーニバル・コーポレーション(20日)、家庭用品小売のベッド・バス・アンド・ビヨンド(21日)などの発表が予定されている。前回の決算でアドビ・システムズが発表した6-8月期の売上高見通しは市場予想と一致するにとどまった。今回の決算では、主力であるクラウド製品の売上動向に注目したい。

(Horiko Capital Management LLC)

《FA》

 提供:フィスコ

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