【市況】伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (9月16日記)
日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
日経平均株価は、本日の寄り付き値が前日終値比プラスで始まる場合、7月からのジグザグが上値、下値を切り上げる格好の調整パターンであることが意識される可能性が出てきます。
その場合、昨日の安値が押し目底になるので、目先は9月5日の高値1万7156円越えを目指す勢いの強い上げ場面になると考えられます。
本日の価格が下げて、昨日の安値1万6359円を割れるなら、いったん1万6000円の節目付近まで下げる展開を考えておきます。こちらの展開になる場合、10月上旬頃まで、浮上できない可能性が出てきます。
情報提供:パワートレンド=伊藤智洋のPower Trend
【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「株の値動きは4回のうち3回当てられる」(KADOKAWA)など著書多数。
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