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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(3):バーチャレク、ヤーマン、ベクター

バーチャレク <日足> 「株探」多機能チャートより
■バーチャレク <6193>  1,042円  +150 円 (+16.8%) ストップ高   本日終値
 バーチャレクス・コンサルティング<6193>がストップ高。同社は13日、賃貸管理ビジネスのコンサルティングサービスを展開しているオーナーズエージェント(東京都新宿区)に、顧客対応業務支援のためのCRMソフトウエア「インスピーリ」を提供したことを明らかにした。インスピーリは、企業と顧客の関係構築に役立つ電話やメール、ウェブ、ファックスなどマルチチャネル対応型の顧客対応履歴管理ソフトウエア。同社では不動産業界向けなどに積極的に推進していくとしている。

■エキサイト <3754>  776円  +100 円 (+14.8%) ストップ高   本日終値
 エキサイト<3754>がストップ高まで買われ、年初来高値を更新した。同社はきょう、「エキサイト翻訳」が米アップルの新基本ソフト「iOS 10」の機能であるiMessage APPに対応したことを明らかにした。エキサイト翻訳は、累計320万ダウンロードを超える翻訳アプリ。今回のiMessage APPへの対応で、ユーザーは翻訳アプリをわざわざ起動することなく、その場で気になるワードやメッセージを翻訳できることに加え、日本語を外国語に翻訳した文章をそのまま送信することもできる。

■サンセイ <6307>  224円  +23 円 (+11.4%)  本日終値
 サンセイ<6307>が大幅高で、年初来高値を更新。バラスト水処理関連としてタクミナ<6322>や内海造船<7018>などが物色人気を集めるなか、船舶修理を手掛けるサンセイにも思惑買いが波及しているもよう。なお、国土交通省は9日に、「2004年の船舶のバラスト水および沈殿物の規制および管理のための国際条約」が、来年9月8日に発効することになったと発表している。

■ヤーマン <6630>  3,235円  +315 円 (+10.8%)  本日終値  東証1部 上昇率3位
 13日、ヤーマン <6630> が決算を発表。17年4月期第1四半期(5-7月)の連結経常利益が前年同期比2.5倍の11.1億円に急拡大して着地したことが買い材料視された。通販や量販店向けに美顔器を中心とする美容健康機器の販売が大きく伸び、23.9%の大幅増収を達成したことが寄与。原価低減に加え、円高による採算改善も利益を押し上げた。上期計画の14.6億円に対する進捗率は76.1%に達しており、8月に上方修正した業績のさらなる上振れを期待する買いが殺到した。

■ジーンテクノサイエンス <4584>  2,855円  +208 円 (+7.9%)  本日終値
 13日、ジーンテクノサイエンス <4584> [東証M]が9月30日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施すると発表したことが買い材料。最低投資金額が現在の2分の1に低下することから、株式流動性の向上と投資家層の拡大を期待する買いが向かった。

■ベクター <2656>  680円  +25 円 (+3.8%) 一時ストップ高   本日終値
 ベクター <2656> [JQ]が10時30分時点で500万株を超える大商いで、一時4日連続のストップ高となる755円まで買われ連日年初来高値を更新した。15日から幕張メッセで開催されるゲーム見本市「東京ゲームショウ2016」を控えて、新作ゲームの人気化を期待する買いが継続している。同社は1日、新作ブラウザゲーム「リグレティア」を今秋にもリリースすると発表。同タイトルは中国・深セン市益玩網絡科技が開発した多人数参加型ゲームで、詳細は不明だが他では味わえない数多くの育成要素を体感できるなどの特徴を持つ。配信開始に先駆けて、近日中に事前登録を開始するとしている。

■リオン <6823>  1,250円  +32 円 (+2.6%)  本日終値
 リオン<6823>が3日ぶりに反発。東北大学電気通信研究所先端音情報システム研究室の坂本修一准教授、トレビーニョホルヘ助教、鈴木陽一教授らの研究グループと共同で、人頭大で小型の64チャネル球状マイクロホンアレイシステムの製作に成功したと発表しており、これを好材料視した買いが入っている。同社が開発した次世代の高性能超小型マイクロホン「MEMSエレクトレットマイクロホン」を用いて制作したもので、これにより設置場所における音空間の情報を極めてリアルに集音することが可能になり、例えば選手の会話やプレー音を鮮明にダイレクトに捉えるなどで、国際的なスポーツ大会のテレビ放送などにおいてこれまでにない臨場感あふれる実況放送の可能性が期待できるとしている。

■ラック <3857>  1,002円  +18 円 (+1.8%)  本日終値
 全般軟調地合いのなか、ラック<3857>はしっかり。同社は13日取引終了後に、グローバルIoTテクノロジーベンチャーズ(東京都千代田区、以下GITV)に出資すると発表した。ラックは、ベンチャー企業などが保有するIoTに特化した先端技術の事業化を推進しているGITVの第三者割当増資を引き受けることで、国内外のIoTにおけるセキュリティー分野の有望な技術や事業をいち早く発掘していく。ラックはGITV株600株(議決権所有割合16.7%)を3000万円で取得する予定で、株式譲渡実行日は9月30日となる。

■ソフバンテク <4726>  2,050円  +8 円 (+0.4%)  本日終値
 ソフトバンク・テクノロジー<4726>が後場プラスに転じた。午後1時10分ごろ、子会社サイバートラストが公的個人認証サービスにおけるプラットフォーム事業者として総務大臣の認定を取得したと発表した。この認定取得により、サイバートラストは、マイナンバーカードと公的個人認証サービスを用いた「サイバートラストオンライン本人確認プラットフォームサービス」を9月下旬に提供する予定。これまで本人確認書類の郵送など書面を用いて行っていた本人確認や、住所変更の確認などを低コストで迅速に行うことが可能となり、各種確認業務のコスト削減や業務効率化を実現できるとしている。

●ストップ高銘柄
 玉井商船 <9127>  114円  +30 円 (+35.7%) ストップ高   本日終値
 内海造船 <7018>  202円  +50 円 (+32.9%) ストップ高   本日終値
 ソフトブレーン <4779>  407円  +80 円 (+24.5%) ストップ高   本日終値
 など、6銘柄

●ストップ安銘柄
 モバイルファクトリー <3912>  5,960円  -1,000 円 (-14.4%) ストップ安   本日終値
 以上、1銘柄

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