【特集】決算プラス・インパクト銘柄 … 神島化、CRE、太洋基礎 (9月12日発表分)
CRE <日足> 「株探」多機能チャートより
―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の9月9日から12日の決算発表を経て13日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。
★No.1 CRE <3458>
16年7月期の連結経常利益は前の期比88.7%増の41.2億円に拡大し、17年7月期は前期比0.4%増の41.4億円とほぼ横ばいを見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。
★No.2 神島化 <4026>
17年4月期第1四半期(5-7月)の経常利益(非連結)は前年同期比3.7倍の2.9億円に急拡大し、5-10月期(上期)計画の5.4億円に対する進捗率は53.7%に達し、5年平均の41.5%も上回った。
★No.3 太洋基礎 <1758>
17年1月期第2四半期累計(2-7月)の経常利益(非連結)は前年同期比1.5%増の2.7億円となったが、通期計画の7.1億円に対する進捗率は38.0%にとどまり、5年平均の45.0%も下回った。
■決算プラス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 上昇率 発表日 決算期 経常変化率
<3458> CRE 東1 +10.93 9/12 本決算 0.41
<4026> 神島化 東2 +5.40 9/12 1Q 271.79
<1758> 太洋基礎 JQ +3.13 9/12 上期 1.50
※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした13日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。
株探ニュース