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【通貨】欧州為替:ドル・円は103円台前半で軟調

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより

 5日のロンドン外為市場では、ドル・円は103円44銭から103円15銭まで軟調推移となった。東京市場での黒田日銀総裁の講演では追加緩和に踏み込んだ発言がみられなかったとして、円の買い戻しが継続した。


 ユーロ・ドルは、1.1182ドルから1.1154ルまで下落し、ユーロ・円も115円62銭から115円13銭まで下落した。ユーロ圏の7月小売売上高は大幅上昇だったが、独州議会選挙でメルケル首相の与党が後退、政権基盤弱体化への懸念が浮上し、ユーロへの売り圧力になった。


 ポンド・ドルは、1.3301ドルから一時1.3376ドルまで上昇。英国の8月サービス業PMIが予想を大きく上回り、経済活動の拡大を示す局面に一気に上昇したことで、ポンド買いが強まった。ドル・スイスフランは0.9772フランから0.9796フランで推移した。

《KK》

 提供:フィスコ

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