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【市況】一先ず17000円処での値固めを意識/後場の投資戦略

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 17139.80 (+214.12)
TOPIX  : 1354.23 (+13.47)

[後場の投資戦略]

 日経平均はマドを空けての上昇となり、6月1日以来の17100円を回復している。その後は売り買いが交錯する格好から上げ幅を縮める場面もみられている。利食いに向かわせた要因としては、円相場が円高に振れて推移していることがあげられる。ただし、黒田日銀総裁による発言が伝えられており、「マイナス金利が心理面で悪影響を及ぼす可能性に留意必要」などと伝えられると、やや円安に振れる局面をみせている。

 米国はレイバーデーの祝日のため海外勢のフローは限られるとみられる。日経平均は週足の一目均衡表の雲の中での推移であり、強弱感が対立しやすいところである。利食いも出やすい水準とみられるが、一先ず17000円処での値固めを意識しておきたい。押し目拾いのスタンスとなろう。(村瀬智一)
《MA》

 提供:フィスコ

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