市場ニュース

戻る
 

【材料】そーせいが口腔咽頭カンジダ症治療薬「SO-1105」の国内第3相臨床試験を終了

そーせい <日足> 「株探」多機能チャートより
 そーせいグループ<4565>がこの日の取引終了後、子会社そーせいが進めていた口腔咽頭カンジダ症治療薬「SO-1105」の日本国内における第3相臨床試験を終了し、所定の目的を達成したと発表した。

 同試験では、「SO-1105」の有効性・安全性を評価するため、口腔咽頭カンジダ症患者を対象に、ミコナゾール含有製剤を対照薬として、非盲検、ランダム化、多施設共同、並行群間比較法で実施。主要評価項目とした治験薬投与終了後における治癒率は、対照薬と同程度の結果が得られたほか、放射線療法施行後の頭頸部癌患者における投与後の治癒率も、同剤の海外臨床試験の結果と比較して同程度の結果を得ることができたという。また、その他の有効性評価項目からも同剤の有効性は国内外でも差異はないことが示唆され、さらに安全性においても対照薬と比較して問題となる事象はなかったとしている。

 これを受けて同社では、承認申請に向けた準備を進めるという。なお、同剤の販売については既に富士フイルムファーマ(東京都港区)と独占販売契約を締結している。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

株探からのお知らせ

    日経平均