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2016年08月17日15時34分

【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(3):サントリBF、サイバダイン、USS、ザイン

サントリBF <日足> 「株探」多機能チャートより
■サントリBF <2587>  4,250円  -165 円 (-3.7%)  本日終値
 サントリー食品インターナショナル<2587>が続落。16日付で岡三証券がレーティング「中立」継続、目標株価を5100円から4900円に引き下げた。国際セグメントの為替のマイナス影響に加え、為替中立ベースの成長鈍化による減益を織り込んだことで16年12月期は通期連結営業利益で会社側計画の900億円(前期920億700万円)に対して従来予想の925億円から915億円へ、17年12月期を990億円から979億円へ引き下げている。

■CYBERDYNE <7779>  1,887円  -48 円 (-2.5%)  本日終値
 CYBERDYNE<7779>は続落。空売りファンドのシトロン・リサーチが同社株の目標株価を300円とし売り推奨したことを受け、16日に株価は一時、11%安と急落した。サイバダインの商品は製品化に至っていないことなどを刺激的な表現で指摘しており、株価は嫌気売りを浴びた。シトロン・リサーチは米国では有名な空売りファンドで、同リポートに対して、サイバダインは16日、「事実誤認や不適切な部分が含まれており、誠に遺憾」とリリースを発表している。サイバダインには、同社の装着型ロボット「HAL」が医療機器として米食品医薬品局(FDA)からの販売承認が近いとの期待も高まっているが、シトロンのリポートが今後の株価にどう影響するかが注目されている。

■ユー・エス・エス <4732>  1,632円  -33 円 (-2.0%)  本日終値
 ユー・エス・エス<4732>が3日続落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は16日、同社株のレーティングを「オーバーウエート」から「ニュートラル」に引き下げた。目標株価は2000円から1800円に見直した。17年3月期の連結営業利益の予想を347億円から330億円(前期比4%減)に減額修正した。国内新車販売の低迷で出品台数が減少していることなどが響く。18年3月期の同利益も333億円とほぼ横ばいを見込んでいる。

■フュージョンパートナー <4845>  797円  +100 円 (+14.4%) ストップ高   本日終値  東証1部 上昇率トップ
 フュージョンパートナー <4845> が連日ストップ高買い気配。同社は15日に決算を発表。今17年6月期の連結税引き前利益は前期比3.1倍の37億円に急拡大し、7期連続で過去最高益を更新する見通しとなったことが引き続き買い材料視されている。7月に買収したソフトブレーン <4779> の業績上積みや、株式再測定益26.3億円の発生が収益を押し上げる。サイト内検索など主力サービスの受注が伸び、フュージョン単体でも18.8%の大幅増収を見込む。業績好調に伴い、今期の年間配当は前期比4円増の18円に増配する方針とした。同時に、ソフトブレーンと業務提携に向けた協議を開始したと発表。両社が保有する製品・サービスや顧客基盤などを有効活用し、さらなる高付加価値なサービスを提供していく方針。なお、ソフトブレーンも連日急騰となっている。

■トレファク <3093>  933円  +97 円 (+11.6%)  本日終値  東証1部 上昇率2位
 16日、トレジャー・ファクトリー <3093> が発行済み株式数(自社株を除く)の1.08%にあたる12万株(金額で1億5000万円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い材料。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は8月17日から8月24日まで。同時に、ブランド古着の買取販売店を展開するカインドオルの全株式を取得し子会社化すると発表したことも支援材料。

■サカイオーベックス <3408>  170円  +17 円 (+11.1%)  本日終値  東証1部 上昇率3位
 サカイオーベックス<3408>が急騰。炭素繊維で世界最大手の東レ<3402>が米宇宙開発ベンチャーのスペースXと、ロケットや宇宙船の機体に使う炭素繊維を長期供給することで基本合意したと17日付の日本経済新聞が報じた。炭素繊維は鉄と比べた比重は4分の1と極めて軽量にもかかわらず強度は約10倍と、耐熱性も高い点が注目されている。契約は複数年で、累計2000億~3000億円規模と伝えていることから、物色人気は東レだけでなく横に広がりをみせている。そのなか、東レが実質的な筆頭株主であり、炭素繊維分野で緊密な関係を持つ同社の株価も強く刺激される格好となった。

■ザインエレクトロニクス <6769>  1,131円  +103 円 (+10.0%)  本日終値
 ザインエレクトロニクス<6769>が大幅高。同社は産業機械や車載用などを中心とする特定用途向け半導体のファブレスメーカーで高技術力に定評がある。16日、ZMPが主催するフォーラムで、8メガピクセルのカメラ映像データを1ペア伝送できる超高速伝送技術を紹介することを発表、これを手掛かり材料に物色資金を呼び込んでいる。自動運転や先進運転支援システムなどカメラの高解像度化へのニーズが高まるなか、それに対応する技術として注目される。

■プロシップ <3763>  2,420円  +185 円 (+8.3%)  本日終値
 プロシップ<3763>が後場急伸。前引け後に、9月30日を基準日として1対2株の株式分割を実施すると発表しており、これを好感した買いが入っている。投資単位当たりの金額を引き下げることで、より投資しやすい環境を整え、投資家層の拡大と株式の流動性の向上を図ることが目的。なお、効力発生日は10月1日。また同時に、17年3月末時点の株主から、株主優待制度を導入すると発表したことも好材料視されているようだ。3月末時点の1単元(100株)以上保有の株主に対して、保有株数が100株以上500株未満でクオカード1000円分、500株以上で同2000円分を贈呈するとしている。

■夢の街創造委員会 <2484>  1,725円  +95 円 (+5.8%)  本日終値
 16日、夢の街創造委員会 <2484> [JQ]が発行済み株式数(自社株を除く)の1.8%にあたる20万株(金額で3億4000万円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い材料。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は8月18日から9月30日まで。同時に、従来未定としていた16年8月期の期末一括配当を10円(前期は7円)実施すると発表したことも支援材料。

●ストップ高銘柄
 フライト <3753>  400円  +80 円 (+25.0%) ストップ高   本日終値
 アストマックス <7162>  502円  +80 円 (+19.0%) ストップ高   本日終値
 アートグリーン <3419>  1,005円  +150 円 (+17.5%) ストップ高   本日終値
 インスペック <6656>  1,036円  +150 円 (+16.9%) ストップ高   本日終値
 など、5銘柄

●ストップ安銘柄
 メディビックグループ <2369>  31円  -30 円 (-49.2%) ストップ安   本日終値
 以上、1銘柄

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