市場ニュース

戻る
2016年08月04日17時12分

【市況】【↑】日経平均 大引け| 3日ぶり反発、一時1万6000円台割れもインデックス買いで切り返す (8月4日)

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

日経平均株価
始値  16168.34
高値  16270.12(14:57)
安値  15921.04(10:49)
大引け 16254.89(前日比 +171.78 、+1.07% )

売買高  22億7559万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆4633億円 (東証1部概算)

-----------------------------------------------------------------

■本日のポイント

 1.日経平均は後場買われ3日ぶり反発
 2.一時1万6000円台割れも、インデックス買いを機に切り返す
 3.明日の米雇用統計発表待ちで買い手控えムードも
 4.後場は為替の円安追い風に輸出株に買い戻し
 5.個別には決算発表で株価明暗分ける展開が続く

■東京市場概況

 前日の米国市場では、NYダウは41ドル高と8日ぶりに反発。原油反発や7月ADP雇用統計が市場予想を上回ったことが好感された。

 東京市場では、上下に大きく振られる展開となったが、後場に入ると買い意欲が高まり、日経平均株価は一貫して上値指向となった。

 4日の東京市場は、前日の米国株高や為替の円高一服を背景に買いが優勢で始まったものの、一巡後は売りに押され、日経平均は一時1万6000円大台を割り込む場面もあった。あすに予定される米7月の雇用統計発表を前に買い手控えムードが強く、経済対策期待の買いも限定的だった。しかし、後場寄りに情勢が一変、大口のインデックス買いが入り、日経平均は一気にプラス圏に切り返してスタート。その後は1万6100円近辺でもみ合った後、後場中盤から騰勢を強めた。為替が円安に振れたことを手掛かりに電機や自動車など輸出株に買いが入り、全体相場を牽引した。結局、日経平均は1万6200円台に乗せ、この日の高値圏で着地した。

 個別では、円安に連動してトヨタ自動車<7203>、富士重工業<7270>など自動車が高く、ファーストリテイリング<9983>も上昇。ブイ・テクノロジー<7717>もプラス圏に切り返した。野村ホールディングス<8604>も高い。ダイセル<4202>、旭ダイヤモンド工業<6140>が大幅高。好決算評価で住友精化<4008>、イソライト工業<5358>などが商い活況のなか値を飛ばした。ADEKA<4401>も物色人気に。
 半面、花王<4452>が冴えず、良品計画<7453>、明治ホールディングス<2269>などが大幅安。業績下方修正のJUKI<6440>が急落。カカクコム<2371>、パーク24<4666>の下げも目立つ。合併に絡む不透明感の高まりが嫌気され、昭和シェル石油<5002>と出光興産<5019>も売られた。

 日経平均への寄与度上位5銘柄はファストリ <9983> 、京セラ <6971> 、信越化 <4063> 、TDK <6762> 、スズキ <7269> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約79円。うち38円はファストリ1銘柄によるもの。

 一方、マイナス寄与の上位5銘柄はKDDI <9433> 、ソフトバンク <9984> 、花王 <4452> 、セコム <9735> 、アステラス <4503> 。押し下げ効果は約45円。

 東証33業種のうち上昇は24業種。上昇率の上位5業種は(1)証券商品先物、(2)海運業、(3)非鉄金属、(4)鉄鋼、(5)ゴム製品。一方、下落率の上位5業種は(1)食料品、(2)石油石炭製品、(3)パルプ・紙、(4)情報・通信業、(5)小売業。

■個別材料株

△UNITED <2497> [東証M]
 スマホコンテンツ好調で第1四半期売上高57%増。
△オンリー <3376> [東証2]
 東証1部に指定替え。
△クラレ <3405>
 上期経常は一転5%増益で上振れ着地。
△モバファク <3912> [東証M]
 東証が信用規制解。
△住友精化 <4008>
 4-6月期(1Q)経常は6%増益。
△ダイセル <4202>
 4-6月期(1Q)営業は8%増益。
△旭ダイヤ <6140>
 1.76%を上限に自社株買いを実施。
△ローツェ <6323> [東証2]
 東証1部に指定替え。
△ダルトン <7432> [JQ]
 イトーキがTOBで完全子会社化。
△ニッピ <7932> [JQ]
 4-6月期(1Q)経常は59%増益。


▲DNC <4246>
 4-6月期(1Q)経常は25%減益。
▲JUKI <6440>
 今期経常を52%下方修正、配当も15円減額。
▲オリンパス <7733>
 今期経常を16%下方修正。

 東証1部の値上がり率上位10傑は(1)ダイセル <4202> 、(2)イソライト <5358> 、(3)ホーチキ <6745> 、(4)住友精化 <4008> 、(5)タムラ <6768> 、(6)オカモト <5122> 、(7)東海理 <6995> 、(8)旭ダイヤ <6140> 、(9)アルパイン <6816> 、(10)マネックスG <8698> 。

 値下がり率上位10傑は(1)DNC <4246> 、(2)アイスタイル <3660> 、(3)JUKI <6440> 、(4)Sサイエンス <5721> 、(5)富士急 <9010> 、(6)雪印メグ <2270> 、(7)ツクイ <2398> 、(8)パスコ <9232> 、(9)森永 <2201> 、(10)森永乳 <2264> 。


【大引け】

 日経平均は前日比171.78円(1.07%)高の1万6254.89円。TOPIXは前日比11.01(0.87%)高の1282.99。出来高は概算で22億7559万株。値上がり銘柄数は1159、値下がり銘柄数は717となった。日経ジャスダック平均は2453.31円(4.47円安)。

[2016年8月4日]

株探ニュース

日経平均